レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年12月01日
- 登録日時
- 2016/06/15 10:06
- 更新日時
- 2016/09/06 15:52
- 管理番号
- 埼久-2016-027
- 質問
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解決
4世紀に存在したと言う僧「鳩摩羅什」がインドで修行したときの師の、正式名と漢字を知りたい。
- 回答
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鳩摩羅什が師としたのは「須利耶蘇摩」だと記述のある資料を紹介した。読みは参考資料によって「すりやそま」「しゅりやそま」とあり。
『岩波仏教辞典』(中村元ほか編 岩波書店 1989)
p213 「鳩摩羅什」の項に「(前略)須利耶蘇摩(すりやそま)と出会い、大乗に転向し(後略)」とあり。
『望月仏教大辞典 第3巻』(世界聖典刊行協会 1980)
p2534 「シュリヤソマ 須利耶蘇摩」の項あり。「時に鳩摩羅什亦来りて師に奉じ」とあり。
『世界大百科事典 2005年改訂版 8(ク-ケホ)』(平凡社 2005)
p173 「クマーラジーバ」の項に「漢名の鳩摩羅什くまらじゆう」とあり、「須利耶蘇摩しゆりやそま について大乗仏教(中略)を学んだ」とあり。
- 回答プロセス
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仏教関連参考資料等を調査した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 仏教 (180 9版)
- 日本語 (031 9版)
- 各宗 (188 9版)
- 参考資料
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- 『岩波仏教辞典』(中村元ほか編 岩波書店 1989) , ISBN 9784000800723
- 『望月仏教大辞典 第3巻』(世界聖典刊行協会 1980)
- 『世界大百科事典 2005年改訂版 8(ク-ケホ)』(平凡社 2005)
- キーワード
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- 須利耶蘇摩(スリヤソマ,シュリヤソマ)
- 鳩摩羅什(クマラジュウ)
- Kumarajiva
- 僧侶
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000193291