レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2012/08/17 10:01
- 更新日時
- 2013/03/17 12:52
- 管理番号
- 神戸図-388
- 質問
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解決
堀辰雄の短編集の中の「卜居」(ぼっきょ)というエッセー(津村信夫に宛てた手紙みたいです。)の中の第3段落目の中程に
「。――が、その代り、階下の、女房と共同の部屋には、女房に買って貰ったトルストイ全集だの、ジャック・シャルドンヌの「祝婚歌エピタラアム」や「クレエル」などを積み重ねて、一方、大いに結婚生活者の心理研究もしようという感心な心がけさ。」
という文がある。このフランスの作家が書いた「クレエル」の言葉の意味とフランス語の綴りを知りたい。
- 回答
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『結婚』シャルドンヌ著(第一書房 1936)のあとがきに「『結婚』 の原題はこの小説の女主人公の名前を取ってクレエルと言い」との記述があり。
原題の綴りは「Claire」。この単語の意味は仏和辞典によると「女子の名」「牡蠣養殖場・養殖牡蠣」の他 に形容詞「clair」の女性単数形で、「明るい」「淡色の」「透明の」「明 解な」などの意味があり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- フランス文学 (950 8版)
- 語源.意味[語義] (852 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- クレエル
- ジャック・シャルドンヌ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000110125