レファレンス事例詳細(Detail of reference example)
提供館 (Library) | 東京都立中央図書館 (2110013) | 管理番号 (Control number) | 中央-2017-25 | ||||||
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事例作成日 (Creation date) | 20171222 | 登録日時 (Registration date) | 2018年03月26日 00時30分 | 更新日時 (Last update) | 2020年03月27日 12時25分 | ||||
質問 (Question) | フェルトの起源を知りたい。 | ||||||||
回答 (Answer) | 服飾・繊維関係の辞典、及び、都立DBを<フェルト><不織布>等のキーワードで調査した。 資料1の「フェルト」の項(p.726-727)によると、獣毛がもつれ合い、からみ合う(「フェルトする」という)現象は、イギリスの聖クレメントという僧侶が保温のために靴の中底に敷いていた羊毛がもつれ固まっているのに気づいたことが始まりといわれている。 一方、資料2のp.1では、聖クレメントが発見したというのは伝説であり、フェルトする現象は誰に、いつ頃発見されたかは、はっきりしていない旨が記述されている。 また、資料3のp.17では、蒙古の遊牧民が自然にもつれた羊毛のシートを体に巻きつけたとされることや、古代アラビアがラクダの毛をサンダルの底敷きにしていたことがフェルト(不織布)の始まりとされているが、その歴史はもっと古いと考えた方がよいと述べている。 資料4のp.64では、フェルト技術は、自然発生的に縮絨(しゅくじゅう)した獣毛の状態にヒントを得て、羊と生活する人々が発展させたとしている。紀元前19世紀頃のミイラが、すでにフェルトの帽子を身に着けていたことも紹介されている。 | ||||||||
回答プロセス (Answering process) | |||||||||
事前調査事項 (Preliminary research) | |||||||||
NDC |
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参考資料 (Reference materials) |
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キーワード (Keywords) | |||||||||
照会先 (Institution or person inquired for advice) | |||||||||
寄与者 (Contributor) | |||||||||
備考 (Notes) | |||||||||
調査種別 (Type of search) | 事実調査 | 内容種別 (Type of subject) | 質問者区分 (Category of questioner) | ||||||
登録番号 (Registration number) | 1000233235 | 解決/未解決 (Resolved / Unresolved) | 解決 |