レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/09/16
- 登録日時
- 2006/12/02 02:11
- 更新日時
- 2008/05/08 11:14
- 管理番号
- 埼浦-2006-112
- 質問
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未解決
筑紫流箏曲の創始者といわれる諸田賢順(後の佐野賢順)はさいたま市万蔵寺2代目の住職であると思われる。
それが確認できる資料はあるか。
- 回答
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万蔵寺の住職であることが確認できる資料は見つからなかった。次の資料を紹介する。
①『筑紫箏音楽史の研究』p58-699に諸田賢順に関する詳細な記述あり。p653-655に諸田氏に関する史料の翻刻あり。
②「佐賀県立博物館・美術館調査研究書 15」p37に「諸田氏系図」あり。
- 回答プロセス
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『玉蔵院』p24 万蔵寺(辻村)は宝暦年間に玉蔵院の末寺であった旨の記述あり。
『埼玉県中世石造遺物調査報告書』では万蔵寺には宝筺印塔、供養塔など数基の石造物があるよう。
佐野賢順、教道法子に関する記述や、諸田賢順と万蔵寺の関係についての記述は見つからず。
「市報多久 2004.7」(ホームページで公開)の特集「諸田賢順を知っていますか?」により多久市郷土資料館で「諸田系図」を所蔵していることがわかる。
多久市郷土資料館へ問い合わせたところ「諸田系図」には賢順が万蔵寺の住職であっったことを裏付ける記述はないとのこと。回答の資料①②を紹介される。
- 事前調査事項
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質問者によると万蔵寺に碑があるとのこと。
- NDC
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- 邦楽 (768 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『筑紫箏音楽史の研究』(宮崎まゆみ 同成社 2003)
- 「佐賀県立博物館・美術館調査研究書 15」
- キーワード
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- 諸田 賢順(モロタ ケンジュン)
- 史料-多久市-佐賀県
- 箏曲
- 照会先
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- 多久市郷土資料館(〒846-0031 佐賀県多久市多久町1975 電話:0952-75-3002)
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000031831