レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/1/21
- 登録日時
- 2010/02/24 02:11
- 更新日時
- 2010/02/24 02:11
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-090303
- 質問
-
解決
登米丸という汽船について書かれた文献を紹介してほしい。先日テレビ番組で写真が紹介されていたのを見た。
- 回答
-
当館所蔵資料より、登米丸について記載のある資料を下記のとおりご紹介します。
資料1『覚書北上川の汽船時代 』
著者が『世界の艦船』の読者欄に投稿した記述をまとめたものです。
P64-71に「登米汽船のこと」の項があり、登米汽船や登米丸についての概略や要目、写真も掲載されています。
また、記述中の資料について、当館に所蔵のある資料を下記のとおりご紹介します。
資料2『みやぎ北上川今昔』
P74-78に「11 北上川と川蒸気船」の項があり、登米丸については写真や航路についての記述があります。
資料3『日本船名録』
発行年の記載はありませんでしたので、当館所蔵のうち明治45年発行(1912年)の資料について調査いたしました。以下、登米丸の部分のみ抜粋します。
P34 「登簿船 汽船番号/五五一四 信号符字/JKCB 船名(原名)/登米丸 資格/四 船質/木 噸数・総/六一 噸数・登簿/三五 尺度・長/七三、四 尺度・幅/一一、一 尺度・深/三、五 甲板/一 二重底/― 製造・年月/三一、五 地名/陸前、石巻 汽機/外単複一 汽圧/一〇〇 船籍港/陸前、石巻 所有者/木村とよ」
そのほか、「宮城県内公共図書館所蔵郷土関係論文目録」で「北上川」をキーワードに検索し、100件表示された中より、関連するタイトルの資料について調査しました。その中で、登米丸についての記載があった資料は下記のとおりです。
資料4『月刊Zero・ひたかみ』 28(4)P25-29 , 28(5)P26-31
論文タイトル「舟運の繁栄と衰退 明治・大正・昭和」(辺見清二著)
北上川の舟運の歴史についての2回連載の記事です。
下記の資料も調査しましたが、関連する記載はありませんでした。
資料5『宮城県百科辞典』
資料6『登米町誌 第3巻』
P235に「明治三十一年、本町の山田義三郎が登米汽船会社を創立して社長となり、石巻と狐禅寺の航路を開始した。(以下略)」と記載はありました。
<調査資料一覧>
資料1:覚書北上川の汽船時代/武田泰著. 武田泰, 2006,【K684/063】
資料2:みやぎ北上川今昔/みやぎ北上川の会[編]. みやぎ北上川の会, [1997],【K517/977/タ】
資料3:日本船名録/運輸通信省海運総局,【G/ニ】
資料4:月刊Zero・ひたかみ /月刊Zero・ひたかみ編集室 ,月刊Zero・ひたかみ編集室, 【PK050/ケ】
資料5:宮城県百科事典 /河北新報社編 .河北新報社 , 1982,【K031/カ2/タ】
資料6:登米町誌 第3巻/登米町誌編纂委員会編 .登米町, 1992,【K261.2/ト1/3】
以上です。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 内陸水運.運河交通 (684 9版)
- 参考資料
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- 1 覚書北上川の汽船時代 武田/泰∥著 武田泰 2006.3 K684/2006.3 64-71
-
2 みやぎ北上川今昔 みやぎ北上川の会/[編] みやぎ北上川の会 [1997.7] K517/1997.7/タ -
3 日本船名録 運輸通信省海運総局 G/ニ -
4 登米町誌 第1巻 登米町誌編纂委員会/編 登米町 1990 K261.2/ト1/イ1 -
5 東北新聞 明31/4/12付 東北新聞社 PN071.2/ト
- キーワード
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- 船舶 -- 宮城県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000063830