レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年07月02日
- 登録日時
- 2020/07/02 11:37
- 更新日時
- 2020/12/14 20:17
- 管理番号
- 20200702-1
- 質問
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解決
新型コロナウイルスの流行に伴い、イラン政府が自国の教育機関に行った政策を知りたい。
UNESCO以外で他国・他機関からイランの教育機関へ行った支援があれば知りたい。
- 回答
-
以下の資料が見つかった。URLはすべて2020/7/2確認。
<イラン政府のコロナウイルス対策>
JETRO日本貿易振興機構(ジェトロ)(https://www.jetro.go.jp/)
・中東における新型コロナウイルス対応状況(https://www.jetro.go.jp/world/covid-19/middle_east/)(2020年6月1日更新
→6月6日より大学を再開との記載あり。
公益財団法人中東調査会(外務省所管の財団法人)
https://www.meij.or.jp/
・新型コロナウイルス感染症:中東地域各国の状況(https://www.meij.or.jp/content/files/20200630corona.pdf)(2020年6月30日更新)
・№200 イラン:新型コロナウイルス感染拡大の背景と影響(https://www.meij.or.jp/kawara/2019_200.html)(2020年3月27日更新)
イランイスラム大使館
https://japan.mfa.gov.ir/jp
・イラン・イスラム共和国政府の対策(https://japan.mfa.gov.ir/jp/newsview/595778)(2020年5月20日更新)
<イラン政府による教育機関に対する政策>
読売新聞データベース「ヨミダス」で「イラン オンライン授業」と検索。
・「[e海外]イラン オンライン授業 道半ば」(読売新聞、2020年6月7日東京朝刊、12ページ)
→イラン政府によるオンライン授業アプリ「シャッド」に関する記事。
「シャッド」では授業動画のダウンロード、文字・音声のやりとりが可能。
「イランでインターネット環境が整っているのは全2400万世帯の7割」「都市部でも通信は安定しない」との記載もあり。
Tasnimニュース
https://www.tasnimnews.com/en
・通信情報技術大臣による無料オンライン学習アプリ「Shad(シャッド)」について
※当該記事はリンク切れのため、インターネットアーカイブ(https://archive.org/)のWaybackmachine(https://archive.org/web/)にリンク切れURLを入力し、復元。
ISNA(https://www.isna.ir/news/99031709533/%DA%A9%D8%AF%D8%A7%D9%85-%D8%AF%D8%A7%D9%86%D8%B4%DA%AF%D8%A7%D9%87-%D9%87%D8%A7-%D8%AF%D8%A7%D9%86%D8%B4%D8%AC%D9%88%DB%8C%D8%A7%D9%86-%D8%B1%D8%A7-%D8%AD%D8%B6%D9%88%D8%B1%DB%8C-%D9%BE%D8%B0%DB%8C%D8%B1%D8%B4-%D9%85%DB%8C-%DA%A9%D9%86%D9%86%D8%AF)
→イラン国内の主要大学は6月6日から博士課程、一部大学は修士課程を含め、授業及び研究活動のための通学を再開。学部生は引き続きオンライン授業となる模様。大学ごとの対応は記事を参照。
<データベース「Science Direct」で検索>
「iran cov education」で検索すると333件ヒット。
・Ali Dabbagh, The role of Instagram in public health education in COVID-19 in Iran, Journal of Clinical Anesthesia, Volume 65, 2020, 109887.
https://doi.org/10.1016/j.jclinane.2020.109887
→イランのCOVID-19の公衆衛生教育におけるInstagramの役割について記載されている。
・PriyaVenkatesan. COVID-19 in Iran: round 2. The Lancet Infectious Diseases, ISSN: 1473-3099, Vol: 20, Issue: 7
https://doi.org/10.1016/S1473-3099(20)30500-4
→イランのロックダウン早期解除の要因として、アメリカの経済政策が挙げられている(国民の収入減少に対して、政府が財政的支援を行うのが難しいため、ロックダウンを早期解除した)。
<リサーチナビで検索>
https://rnavi.ndl.go.jp/rnavi/
「新型コロナウイルス関連情報」https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/post-4.php
「新型コロナウイルスに関する主な新聞社ウェブサイトの特集ページまとめ(海外版)
https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-1166.php
イランの『Tehran Times』という新聞社ニュースサイトのリンクがあり、イランを中心とした新型コロナウイルス関連記事を英語で読むことが出来る。
・https://www.tehrantimes.com/news/447260/Iranian-embassy-in-Moscow-advises-students-to-leave-Russia
→ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、中央アジアのイラン人学生科学相談局は、パンデミックの最中にイランに戻り、遠隔教育を通じて彼らの教育を進めるようにアドバイスした、と記載あり。
・https://www.tehrantimes.com/news/448873/MAP-grants-600-000-aid-to-Iranian-families-affected-by-COVID-19
→Moms Against Povertyという団体がCOVID-19の影響を受けたイランの家族に60万ドルの援助を供与した(使途:食品、避難所、医療、教育)、と記載あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育 (370)
- 参考資料
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- イランのインターネット・電子機器の普及率、所有率を知りたい。(近畿大学中央図書館)https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000290265
- キーワード
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- イラン
- 遠隔授業
- オンライン授業
- 新型コロナ感染症
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000283843