レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年10月29日
- 登録日時
- 2019/10/29 08:52
- 更新日時
- 2020/03/24 13:19
- 提供館
- 福井県文書館 (9000002)
- 管理番号
- 2019-011
- 質問
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解決
1.青山貞(小三郎)の墓所の位置は分かるか。2.青山貞の読み方、特に生前の読み方について。
- 回答
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1.青山貞の墓所の位置
当館で公開されているX0601-00010 国立国会図書館(青山小三郎関係)「青山貞略略」という資料では、「青山墓地」となっている。また、デジタルアーカイブ福井の人物文献検索を用いて検索したところ、「東京青山墓地」となっている。
戦前に出版された『越前人物志 上』によれば、「青山共葬墓地」「法号顕徳院殿挑苑日声大居士」とあり、戒名が分かった。同じく、『若越墓碑めぐり』では「法名 顕徳院殿桃苑日声大居士」「同(東京) 赤坂区青山南町 青山墓地」とある。
これらのことから、東京都の青山墓地に墓があるのではないかと推測されるが、いずれも戦前の資料を元にしているため、現在も同じ墓地にあるかどうかは不明である。
2.青山貞の読み方
デジタルアーカイブ福井「ふくいの人物」では、複数の文献を根拠として「てい」「ただす」「通称は「小三郎(こさぶろう)」、幼名は治六」としている。
『福井藩士履歴』によれば、「明治六年一月八日小三郎事貞ト名替之旨親類ゟ届」とあり、「小三郎」→「貞」と名前を変えていることが分かる。しかし、ふりがなが振られていないため、当時の読み方は不明である。
- 回答プロセス
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1.当館のデジタルアーカイブで「青山貞」「青山小三郎」と入力して検索。
資料群 X0601 国立国会図書館(青山小三郎関係)が公開されており、その中に X0601-00010 国立国会図書館(青山小三郎関係)「青山貞略略」があった。
2.青山貞(小三郎)について記載のある文献を検索。
いくつかの文献を見つけることができた。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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福田源三郎 著 , 福田, 源三郎, 1857-1921. 越前人物志 上. 玉雪堂, 1910.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001630546-00 -
石橋重吉 編 , 石橋, 重吉, 1871-1953. 若越墓碑めぐり. 若越掃苔会, 1932.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000754228-00 -
福井県文書館 編 , 福井県文書館. 福井藩士履歴 1 (あ-え). 福井県文書館, 2013. (福井県文書館資料叢書 ; 9)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024357123-00
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福田源三郎 著 , 福田, 源三郎, 1857-1921. 越前人物志 上. 玉雪堂, 1910.
- キーワード
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- 青山貞
- 青山小三郎
- 墓地
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000263092