レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/12/2
- 登録日時
- 2020/10/08 00:30
- 更新日時
- 2020/10/08 00:30
- 管理番号
- 埼高図-2020-011
- 質問
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解決
現代世界において、各国の貿易相手国の条件と関係性(地理的条件・歴史的背景などを含む)を示す資料がほしい。
- 回答
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①『よくわかる貿易 : 輸出入の役割からTPPの基本まで』(泉美智子著、PHP研究所、2016年)
②『日経資源・食料・エネルギー地図』(日本経済新聞社編、日本経済新聞出版社、2012年)
→それぞれの項目について、世界/日本の需要量、輸出量、輸入量、生産量、埋蔵量などのあらゆる地図・グラフが載っている。
③『ビジュアル世界大地図:地球の今と歴史がわかる 』(左巻健男日本語版監修、日東書院本社、2014年)
→P118~119「海上輸送」に世界の主要な航路とその交通量を示す地図が載っている。また、船による貨物輸送が鉄道・トラック輸送よりもエネルギー効率がよいという記述がある。
④『世界の地理 国別大図解 改訂版』(井田仁康監修、学研プラス、2019年)
⑤『国際関係がわかる世界地図 』(朝日新聞社、2006年)
→「ニュース図解」部分に世界の経済力や石油消費量と産出量、穀物消費量や自給率など、地図やグラフなどを用いて、ビジュアル的に解説している。
- 回答プロセス
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社会科の教員から「地理の『貿易』の単元で研究授業を行う。生徒には、貿易相手国の特徴を地理的条件・歴史的背景から理解させ、身の回りにある貿易品から、なぜ貿易が必要なのかを考察させたいが、それらを裏付ける資料がほしい」という依頼があった。
具体的にどのような資料がほしいか聞くと、
①船による貨物輸送が鉄道・トラック輸送よりもエネルギー効率がよいということ②アフリカ諸国における植民地の歴史が貿易に与えている影響③国の発展段階に応じて、貿易の品目に変化があること
①~③を裏づける資料がほしい。ただし、生徒が理解しやすいビジュアル的なものが好ましいとのこと。6類の「貿易」「産業」の資料を見つつ、様々な統計データが載っている世界地図を数冊選び、教員と一緒に中身を確認し、授業に必要な資料をピックアップした。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- ①『よくわかる貿易 : 輸出入の役割からTPPの基本まで』(泉美智子著、PHP研究所、2016年)
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②『日経資源・食料・エネルギー地図』(日本経済新聞社編、日本経済新聞出版社、2012年) -
③『ビジュアル世界大地図:地球の今と歴史がわかる 』(左巻健男日本語版監修、日東書院本社、2014年) -
④『世界の地理 国別大図解 改訂版』(井田仁康監修、学研プラス、2019年) -
⑤『国際関係がわかる世界地図 』(朝日新聞社、2006年) -
⑥『なるほど知図帳世界 2018』(昭文社、2017年)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 授業
- 質問者区分
- 教職員
- 登録番号
- 1000288027