レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/03/25
- 登録日時
- 2019/11/10 00:30
- 更新日時
- 2019/11/10 00:30
- 管理番号
- R1000196
- 質問
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解決
江戸時代、大垣藩校敬教堂で行われていた「釋奠(せきてん)」という行事について知りたい。
- 回答
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大垣市発行『新修大垣市史 通史編1』や大垣市教育委員会発行『戸田公と大垣』などによると、「釋奠」は藩校で行われていた大切な行事で、2月と8月の上丁(上旬の丁の日)に行なわれた中国の儒者孔子を祭る儀式であったことがわかる。江戸の昌平黌で行なわれた儀式によるもので、督学が祭主となり、藩主、教師、生徒たちが参列した。おごそかな音楽が演奏される中、束帯姿の藩主が手を洗い、身を清め、孔子像に拝礼し、続いて教師や生徒たちが参拝した。式が終わると、藩主より生徒たちへ供物の赤飯と野菜五品をさした串が与えられた。『戸田公と大垣』や『大垣藩校百五十年史』には写真が収録されている。『黒柳房吉遺稿 大垣・藩學と釋奠』には当時の式の内容が詳しく記されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- B11746255 新修大垣市史 通史編 1 大垣市/編集 大垣市 1968.4 215.3
- B11797262 戸田公と大垣 大垣市文化会館/企画編集 大垣市 1985.10 215.3
- B10058291 大垣藩校百五十年のあゆみ 大垣藩校百五十年のあゆみ編集委員会/編 大垣市 1990 372.105
- B10058224 大垣藩校百五十年史 大垣藩校百五十年史作成委員会/編 大垣藩校百五十年史作成委員会 1990.11 372.105
- B10025917 黒栁房吉遺稿 黒栁謙吉/編 黒栁謙吉 1935 372.105
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 事項調査
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000264987