レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/4/30
- 登録日時
- 2016/03/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:31
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000227
- 質問
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解決
【町肝煎の先祖について】 先祖「柄巻屋喜右衛門」とその役職「町肝煎」の役料等について知りたい。
- 回答
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「柄巻屋喜右衛門」については、文化6年『金沢町絵図』p.314及び『金沢町名帳』p.376「下天神町」の箇所に記載がある。職業は「松木挽売」と記されている。
江戸時代末期の史料によると、町役人の役料は銀で支払われている。『金沢市史 資料編6 近世4 町政と城下』p.377に、「地子町肝煎 喜右衛門」の名前が記されている。この「喜右衛門」が「柄巻屋喜右衛門」かどうかは明らかでない。
なお、質問者からの提供資料に記載されていた「貧民救済に米を提出し褒美をもらったり藩から扶持米を受けていた」ということに関連する資料として、近世史料館平成23年度夏季展パンフレットに「河北郡番代六兵衛窮民救恤金差出ニ付下知方申渡状」が収録されている。北陸では明治2年(1869)に飢饉があり、藩は町村役人たちに金品の拠出を命じたようで、そのことに対する褒状が古文書としていくつか残されている。詳細は下記のページを参照のこと。
【URL】https://www2.lib.kanazawa.ishikawa.jp/kinsei/saigai.htm
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000190194