レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年11月03日
- 登録日時
- 2017/11/07 14:36
- 更新日時
- 2017/11/07 14:36
- 管理番号
- いわき総合-地域522
- 質問
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解決
いわき市平絹谷諏訪作200にある諏訪神社の沿革、祭礼などについて知りたい。また、京都との繋がりなどがあれば知りたい。
- 回答
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『神社誌』(いわき市神社総代会第三方部会 1979)P418-420、『いわきのお宮とお祭り』(『いわきのお宮とお祭り』刊行会 2009)P213に、平絹谷の諏訪神社の沿革や祭礼について記述がありました。
上記資料によると、以下のとおりです。
・祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)
・創立年月日は不明であるが、古く磐城七祭のひとつである「龍立(りゅうだつ)」(絹谷の両龍とも)を伝えることから、永仁年間(1293-1299)以前の創立と伝えられている。
・『磐城郡村誌』によると、延享四年(1747)の神社帳簿に、元享元年(1321)勧請と記載されている。
・例大祭は、9月の最終日曜日に行われ、保存会による獅子舞が奉納される。
・恒例祭は、1月3日新年祭・祈祷祭、6月下旬夏越大祓、7月中旬八坂神社例大祭、11月下旬新嘗祭、12月下旬年越大祓がある。
また、諏訪神社でかつて行われていた磐城七祭「龍立」(絹谷の両龍とも)については、『いわきのお宮とお祭り』(P324~)の「伝承が途絶えてしまった「磐城七祭」」(夏井芳徳)に詳しい記述があり、これによると、以下のとおりです。
・龍立とは豊年祭で7年に一度行われる例であったが、現在は行われていない。
・上下するように仕組まれた二頭の龍が舞台の上で舞い、龍が空中を飛翔するさまを表現した神事芸能である。
なお、京都との繋がりについての記述は確認できませんでした。
- 回答プロセス
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1.資料を調査
上記回答のとおり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 神社.神職 (175 9版)
- 参考資料
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- 【資料①】『神社誌 いわき市神社総代会第三方部会』[K/175/イ・1110034954]
- 【資料②】『いわきのお宮とお祭り』[K/175/イ・1111972517]
- キーワード
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- 諏訪神社
- いわき 神社 沿革
- 龍立 りゅうだつ
- 絹谷の両龍 きぬやのりょうりゅう
- 磐城七祭 いわきななまつり
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000224351