レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年11月06日
- 登録日時
- 2005/11/30 14:16
- 更新日時
- 2005/11/30 14:23
- 管理番号
- 鶴図-2005-1
- 質問
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解決
①埼玉県坂戸市大字戸宮にある八幡神社の鳥居の寄贈者である正木四郎左衛門という人物について知りたい。
②文化十年頃の江戸・浅草雷門前の絵地図に正木四郎左衛門が営んでいた正木商店があったか確認したい。
- 回答
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①について
『大日本地誌大系 御府内備考 第一巻』雄山閣(1970)p321~町内(茶屋町)小名雷神門前広小路に海苔商売
正木四郎左衛門書上げあり。以上乙西書上(文政8年)
『旧幕府引継書 江戸町方書上(1)浅草(上)』新人物往来社(1987)p368~別紙名前書上 浅草茶屋町 名主 伊兵衛支配 浅草茶屋町 正木四郎左衛門 書上げあり。同所山之宿町名主三田三郎左衛門弟にて同姓にこれあり。/p410~兄 三田三郎左衛門については山之宿町名主三田三郎左衛門書上げにより、正木四郎左衛門は本姓三田であることが知られた。なお正木は戸宮村の正木氏との関係も予想されるが、資料がない。
『東京都の地名』平凡社(2002)p621~台東区浅草茶屋町、現台東区雷門2丁目の文中に正木四郎左衛門の記述あり。
②当館の資料には、町屋まで掲載されているものはなく、場所の特定にはいたらなかった。
- 回答プロセス
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①について
現坂戸市の正木氏との関係から、坂戸の郷土資料にあたる。『坂戸人物誌(1~3集)』坂戸市教育委員会には記載なし。郷土資料ではなく、江戸・浅草の地誌からアプローチする。以下は回答欄参照。
②について
『江戸城下変遷絵図集⑰』原書房(1986)『嘉永・慶応江戸切絵図』人文社(1995)ともに、町名の場所までし か判明せず。
- 事前調査事項
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現在正木家十七代目より、正木四郎左衛門は浅草で正木商店を営んでいたと聞いている。なお鳥居ができたのは文化十年である。
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 参考資料
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- 『大日本地誌大系 御府内備考 第一巻』雄山閣(1970) (『東京都の地名』平凡社(2002))
- 『旧幕府引継書 江戸町方書上(1)浅草(上)』新人物往来社(1987)
- キーワード
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- 東京都-地誌
- 江戸-地誌
- 照会先
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- 東京都立中央図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000025114