レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年03月07日
- 登録日時
- 2018/03/14 16:49
- 更新日時
- 2018/04/18 13:04
- 管理番号
- 1428
- 質問
-
解決
日本画家の「玉置頼石(たまおきらいせき)」の経歴を知りたい。
- 回答
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・ネットにて「玉置頼石」で検索
⇒何件かヒットしたが詳しい経歴はなし。数行で略歴は確認した。
「玉置頼石 経歴」で検索したが同じ検索結果しか確認できず。
・レファレンス協同データベースにて「玉置頼石」を検索したが過去に質問はなし。
・自館検索機にて「すべて:玉置頼石」で検索したがヒットなし。
略歴をご案内したところこちらで大丈夫とのことでメモされた。
(以下確認した略歴)
明治32年岐阜に生まれ独学で動物画を研究。無所属動物画家として活躍し、昭和17年「光彩会」を主宰。
日本動物画協会会長。動物画の発展に尽くす。昭和53年80才没。(個人のHPを引用)
追記
NDLで「玉置頼石」で確認したところ『摩耶画集(民衆芸術叢書;2)』がヒット。
国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧可能。23コマ目に玉置頼石について記述有り。
≪レファレンス係より≫
国立国会図書館デジタルコレクションより『摩耶画集』内、玉置頼石に関する記述内容。以下全文。
『氏は明治三十二年九月十日岐阜縣に生る。
天分の書才は氏をして、動物書專門の奇才として、今日氏の書事を成さしむるに至れり。殊に氏は虎の研究に没頭し、その所作頗る多く將來、大橋翠石氏の後をうけて虎描きの名手たらむとする欲望と、抱負と自信を持てり。氏の齢未だ中年と言ふのあらず、その前途は實に洋々たるものあり、氏が近き將來にその抱負の實現こそ期待さる。
氏の代表的作品は多々あり、中にも岡山縣久世神社に於ける、「猛虎」は幅二間高さ一間の大作にして、氏の過去に於ける尤も快心の作たるべし。』
また玉置頼石が岐阜県出身ということより岐阜県図書館の資料検索にて「玉置頼石」で検索したところ「中日新聞 1978.4.18朝刊」がヒットした。
中日新聞の縮刷版で確認したが県内版の紙面のため当館では確認できず。また、中日新聞データベース地方版にても調べてみたが(1987年以降検索可能の為)確認できず。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
-
- 一般書
- 玉置頼石
- 岐阜県
- 日本画
- 動物画
- 経歴
- その他
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000232498