レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年08月01日
- 登録日時
- 2018/02/09 13:16
- 更新日時
- 2018/02/09 13:16
- 管理番号
- 市川20170801-04
- 質問
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解決
渋沢栄一がパリへ外遊する際に妻にあてた手紙とされるもののコピーがあるのだが、崩した字で読むことができない。参考になる資料はないか。
- 回答
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市川市中央図書館の蔵書『たおやかな農婦 渋沢栄一の妻』(船戸鏡聖/著 東京経済 1991)の中に、慶應3年1月9日付で、急きょ渡仏しなければならなくなった際に妻に宛てた2通の手紙の内容の記述あり。
この資料はあくまでも小説の形で著作されたものであると説明の上、参考資料として案内。
渋沢栄一記念財団のホームページ(https://www.shibusawa.or.jp/eiichi/ 2017.12/22確認)によると『渋沢栄一伝記資料』本編全58巻・別巻全10巻(渋沢栄一伝記資料刊行会 1971完結)が刊行されており、書簡類は別巻の第3と第4にあたることがわかる。
このホームページ上で当該資料のデジタル版が公開されているが別巻は公開準備中との事。
千葉県立中央図書館からとりよせて内容確認したところ、別巻第3のp.548以降に、渋沢が渡仏した際に妻にあてた書簡類が収録されており、その中に前述の小説内の2通の手紙に対応する、慶應3年1月9日付けの2通の手紙の内容が確認できた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000230245