レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年07月04日
- 登録日時
- 2020/09/08 10:45
- 更新日時
- 2020/12/09 16:17
- 管理番号
- 神戸図-1540
- 質問
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昭和18年(1943)、西東三鬼が空襲を避けるために転居した洋館「三鬼館」の所在地を知りたい。
- 回答
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『ひょうご文学歳時記』宮崎修二朗、1978
p.57「神戸の俳人たちが、"三鬼館"(中略)と呼んだその洋館は、相楽園山側の道の東北部に今も残っていました。」
『西東三鬼の世界』大高弘達、1992
p.13に三鬼館のスケッチが掲載されていて、
三鬼館の西隣に「ブルム邸<明治村へ移築>」東隣に「隣家<浅野>」が描かれている。
神戸市生田区の住宅地図、昭和31年(1956)と昭和34年(1959)で「F.BLUM」と「浅野」の間に建っている建物を確認できる。
昭和31年は「KA.SONS」昭和34年は「DR.REDDY」と書かれている。
該当の住所は現在「山本通4丁目2−11」付近にあたる。
『ハイカラ神戸幻視行 紀行篇 夢の名残り』西秋生、2016
p.166-170「相楽園周辺」
三鬼館について記述がある。
「広瀬安美が『神戸異人館』に取り上げた「白の異人館」がそれであるらしい。」と書かれている。
ただし、『神戸異人館』広瀬安美、1977 では三鬼館について特に書かれていない。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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エッセイ「神戸」「続神戸」に当時の様子が描かれている
- NDC
- 参考資料
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『ひょうご文学歳時記』宮崎修二朗著,神戸新聞出版センター, 1978.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I005480656-00 (当館ID PV:0000323670) -
『西東三鬼の世界』大高弘達 編著,梅里書房, 1992. (昭和俳句文学アルバム ; 15)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002178106-00 , ISBN 4872270177 (当館ID PV:0005149340) -
『ハイカラ神戸幻視行 紀行篇』西秋生 著,神戸新聞総合出版センター, 2016.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027597156-00 , ISBN 9784343009135 (当館ID PV:7200504517) -
『神戸異人館』広瀬安美 著,保育社, 1977. (カラーブックス)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001360575-00 (当館ID PV:0000703790)
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『ひょうご文学歳時記』宮崎修二朗著,神戸新聞出版センター, 1978.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- メールレファレンス
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000286887