レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年11月18日
- 登録日時
- 2019/02/15 08:58
- 更新日時
- 2019/02/15 08:59
- 管理番号
- 千県西-2018-0014
- 質問
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解決
水分と固形物は食道を流れる速さが違うため、誤嚥をおこしやすいということについて書かれている本を探しています。
特に流れる速さが違う様子がわかる写真が載っている本を希望しています。(水分と固形物・・・具体的には、スイカやがんもどき。)
- 回答
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【資料1】
『よくわかる摂食・嚥下のメカニズム』(山田好秋著 医歯薬出版 2013)(1102358468)
p151「5 食物の物性・調理方法の選択」に「嚥下障害の患者さんに水が飲みにくく,誤嚥しやすいと訴える例が多いのですが,これは水の凝集性が小さいため,一部が重力によって喉頭に流れ込んでしまうからです」とありました。
また固形物の例としてスイカやがんもどきはなく、かゆ・ヨーグルト・のり・寿司等が具体例としてあげられていました。
水分と固形物の流れる速さが違う様子がわかる写真は載っていませんでしたが、p68「食物の口腔内移送」やp84に「誤嚥の瞬間」の写真が掲載されており、そのほか嚥下に至るまでの過程の写真が多数載っていましたので紹介しました。
- 回答プロセス
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・当館蔵書検索システムで全項目「嚥下」を検索したところ「嚥下」に関する資料が多数あったため、全項目「嚥下」「しくみ」で検索を行い【資料1】が見つかりました。
・以下の資料に該当するものは見当たりませんでした。
『摂食・嚥下リハビリテーション』(才藤栄一監修 医歯薬出版 2007)
『新しい介護食・嚥下食レシピ集 食を楽しんで栄養を取り入れるために』(西尾正輝著
インテルナ出版 2010)
『誤嚥を防ぐケアとリハビリテーション 食べる楽しみをいつまでも』(藤谷順子編著 日本看護協会出版会 2006)
『摂食・嚥下機能評価マニュアル 医療面接から訓練計画立案まで』(Joseph Murray著 医歯薬出版 2001)
『摂食・嚥下障害を考える 口から食べる幸せづくり』(国立健康・栄養研究所栄養教育プログラム食介護研究会編 カザン 2007)
『嚥下食ピラミッドによるレベル別市販食品250』(栢下 淳編著 医歯薬出版 2008)
『おいしさの科学事典』(山野善正総編集 朝倉書店 2003)
- 事前調査事項
- NDC
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- 基礎医学 (491 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『よくわかる摂食・嚥下のメカニズム』(山田好秋著 医歯薬出版 2013)
- キーワード
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- 嚥下障害
- 誤嚥
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000251733