レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/11/20
- 登録日時
- 2010/01/05 02:10
- 更新日時
- 2020/04/03 14:53
- 管理番号
- 京資-126
- 質問
-
解決
江戸時代、京都相撲に横綱はいたか。
- 回答
-
江戸時代、横綱の免許を与えていたのは吉田司家と京都五条家であった。どちらかの家から免許を与えられた力士の所属を調べると、全員京都相撲の人ではなかった。
明治になってからは小野川才助や兜潟弥吉などが京都相撲の横綱として免許を与えられている。
- 回答プロセス
-
国史大辞典で横綱の項を見ると、江戸時代は吉田司家と京都五条家が免許を与えていたことがわかり、横綱の一覧もあった。
また、京都のスポーツに関する資料を探していくと、『京都滋賀の相撲』p73~75に両家が免許を出した力士の一覧があった。
どちらの資料にも、京都相撲の横綱かどうかは記述されていなかったので、これらの力士について調べると江戸時代の横綱はすべて江戸、大阪相撲の力士だった。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 相撲.拳闘.競馬 (788 9版)
- 参考資料
-
- 『国史大辞典 14』 吉川弘文館 1993 972p (当館請求記号210.033/Ko53/14)
- 『京都滋賀の相撲 まつりと力士の墓』 竹森章著・刊 1996 545p (当館請求記号K0/788.1/Ta63)
- 「大相撲記録の玉手箱」(http://www.fsinet.or.jp/~sumo/sumo.htm 2009年12月24日確認)
- キーワード
-
- 京都相撲
- 横綱
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000061419