レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年04月14日
- 登録日時
- 2011/04/14 13:27
- 更新日時
- 2015/02/25 10:56
- 管理番号
- 愛知県図-03036
- 質問
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解決
裁判官の定年を知りたい
- 回答
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裁判所法第50条により、最高裁判所裁判官の定年は、満70歳。高等裁判所裁判官、地方裁判所裁判官、家庭裁判所裁判官の定年は、満65歳。簡易裁判所裁判官は満70歳です。
- 回答プロセス
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1 【資料1】を調査、p84-86に記述あり。ただし根拠となる法令は記されていない。
2 根拠となる法令を調べるべく百科事典にあたる。
・【資料2】p111に記述あり。根拠となる法令の名前のみ記されている。
・【資料3】p896に記述あり。根拠となる法令と条文番号の記述あり。
3 インターネットで法令を確認
・【資料4】にて、”裁判官””定年”のキーワードで検索。《裁判所法第50条》がヒット、以下のとおり規定されている。「(定年) 最高裁判所の裁判官は、年齢七十年、高等裁判所、地方裁判所又は家庭裁判所の裁判官は、年齢六十五年、簡易裁判所の裁判官は、年齢七十年に達した時に退官する。」
・他の関係法の有無を確認するため”裁判官””退官”でも検索。《憲法79条》・《憲法80条》がヒット。《憲法79条5項》で最高裁判所裁判官は以下のとおり規定されている。「最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。」。《憲法80条》で下級裁判所裁判官は以下のとおり規定されている。「下級裁判所の裁判官は、…(中略)…但し、法律の定める年齢に達した時には退官する。」
- 事前調査事項
- NDC
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- 司法.訴訟手続法 (327)
- 参考資料
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- 【資料1】『裁判官になるには』三木賢治著ぺりかん社2009.6 (1109717235)
- 【資料2】『世界大百科事典 11 改訂新版』 平凡社 (1105097300)
- 【資料3】『日本大百科全書 9 Encyclopedia Nipponica 2001』 小学館 (1101410222)
- 【資料4】『法令データ提供システム』 http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi (2014.11.1確認)
- キーワード
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- 裁判官
- 定年
- 退官
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000085053