レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180131
- 登録日時
- 2018/03/31 00:30
- 更新日時
- 2018/03/31 00:30
- 管理番号
- 福郷-049
- 質問
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解決
明治23年から33年頃に東公園には「愛園会」、西公園には「愛勝会」という地元の有志で組織された会があったそうだ。それらの活動内容が知りたい。
- 回答
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『新修福岡市史特別編 福岡城 築城から現代まで』p.44に、愛園会と愛勝会について以下の記述がある。
明治23年東公園(明治十年開園)の維持管理団体である「愛園会」(明治二十二年結成)が公園維持費に充当するため両堀の払い下げを願い出た。西公園(明治十四年「荒津山公園」開園)の維持管理を行う「愛勝会」が大堀で採れる蓮根の収益を公園の維持管理費に充当したのと同様の趣旨である。
また、福岡市博物館学芸員太田暁子氏が「公園」をテーマに書いた文によると、
「明治22年に公園の維持整備のための住民の組織「愛園会」が結成されました。「愛園会」は公園の維持整備のためにその収益を遣いたいとして、福岡城の佐賀堀と中堀の払下げを願い出ています。」とある。東公園についても「貴顕ノ休憩所トシテ」舞鶴館を新築する等、「愛勝会」の活動について記述している。
これは、平成13年12月18日から平成14年2月24日まで開催された企画展示「公園」の解説文であり、福岡市博物館ホームページ上で閲覧可能である。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 九州地方 (219 8版)
- 参考資料
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- 1 新修福岡市史 特別編[3] 福岡市史編集委員会/編集 福岡市 2013.3 K226//シ p.44、p.300(年表)
- 1 福岡市博物館 アーカイブズ№195 「公園」 http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/195/index.html 最終確認 2018.3.27
- キーワード
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- 東公園 西公園 愛園会 愛勝会
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000233893