レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年05月28日
- 登録日時
- 2018/05/28 16:00
- 更新日時
- 2018/06/13 09:33
- 管理番号
- 秋田-2086
- 質問
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解決
仏教の言葉「衆縁和合(しゅえんわごう)」について記載のある資料はあるか。
- 回答
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下記の資料を案内。
①『迷いから悟りへの十二章』(田上 太秀/箸、日本放送出版協会、1999.12、180/タマ/)資料番号:121506307
データーベース「ジャパンナレッジLib」を案内。
- 回答プロセス
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・180仏教関係の辞典、棚をブラウジング
①『迷いから悟りへの十二章』(田上 太秀/箸、日本放送出版協会、1999.12、180/タマ/)資料番号:121506307
⇒p.43-p.46衆縁和合のゆえに苦である。
「釈尊はこれをものはみな縁起していると説きました」と記載あり。
②『例文仏教語大辞典』(石田 瑞麿/著、小学館、1997.3、R180.3/イレ/)資料番号:121187686
⇒p.519しゅえん[衆縁]「しゅうえん」とも
「1さまざまな因縁。事物の存在を可能にした直接・間接の条件」と記載あり。
p.1139わごう[和合]
「1異なったものが結合し、融け合って一つになること。
2心を一つにして行動を共にすること」と記載あり
③『広説仏教語大辞典 中巻 し~つ』(中村 元/著、東京書籍、2001.6、R180.3/ナコ/)資料番号:124273236
⇒p.785「衆縁 しゅえん 諸の縁の意。多くの縁」と記載あり。
・データーベース「ジャパンナレッジLib」にて「衆縁和合」キーワード検索
見出し検索→ヒットなし 全文検索→1件ヒット
しゅーえん【衆縁】 解説・用例[名]
仏語。さまざまな因縁。直接・間接の種々の条件。
*愚迷発心集[1213頃]「此世豈固ならんや・衆縁を以暫く成す也」
*十善法語[1775]―「ただ衆縁和合のみにて、みづから自由の分なし」
*滝口入道[1894]〈高山樗牛〉二一「武士を去り、弓矢を捨て、君に離れ、親を辞そ。一切衆縁(シュエン)を挙げ尽して」記載あり。
- 事前調査事項
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利用者より当館の仏教関係の本は閲覧済。
- NDC
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- 仏教 (180 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- 衆縁和合
- 仏教
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 質問方法:口頭、4/2
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 一般
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000236520