レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年05月29日
- 登録日時
- 2016/06/15 17:55
- 更新日時
- 2016/06/15 17:55
- 管理番号
- 0131224529
- 質問
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解決
スペインのアルハンブラ宮殿にあるライオンの噴水の台座に、生首が置かれ、水が赤く染まったという史実が書かれている本はないか。
- 回答
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以下の所蔵資料に史実と伝説、両方について記載があった。
アンダルシア 第2版(旅名人ブックス)p.226-237
グラナダ王国滅亡の30年前の1462年に、王朝最大の豪族サッラージュ家の一族を、時の王が宮殿で謀殺。理由は、皇子の一人を担いで王位を簒奪しようとした計画が発覚したため。と記述されている。
また“噴水の大理石にのこるアズキ色の染みはその時の血痕である”と伝わっているが、その染みは大理石が部分的に酸化してできたものである、と科学的に証明されている。とも記述あり。
新アルハンブラ物語 p.85-87
史実が複数説紹介されている。
1445年、“足なえ(エル・コホ)”ムハマンド10世が犯人。(アーヴィング説)
1446年、“足なえ(エル・コホ)”ムハマンド10世が犯人。
1429年、“ちび(エル・ペケニョ)”ムハマンド8世が犯人。(カルロス・ビルチェス説)
1453年、サアド王が犯人(ラレイ・トレベリャン説)
1482年?、ムレイ・ハセン王が犯人。
????年、ボアブディルが犯人。(エミリオ・フエンテス説)
- 回答プロセス
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「アンダルシアを知るための53章」(立石博高編著 明石書店 2012.11)には記載が見当たらなかった。
「スペイン ['05~'06年版]」(JTBパブリッシング 2005.6)には伝説のみが記載されていた。
- 事前調査事項
- NDC
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- スペイン[イスパニア] (236 9版)
- 参考資料
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谷克二, 邸景一, 武田和秀, 岩間幸司 著 , 谷, 克二, 1941-. アンダルシア : スペインの魅力が凝縮した土地 第2版. 日経BP企画, 2007. (旅名人ブックス ; 65)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009118598-00 , ISBN 9784861302947 (当館資料番号 114017064) -
安引宏, 佐伯泰英 著 , 安引, 宏, 1933- , 佐伯, 泰英, 1942-. 新アルハンブラ物語. 新潮社, 1991. (とんぼの本)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002134865-00 , ISBN 4106019973 (当館資料番号 710484445)
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谷克二, 邸景一, 武田和秀, 岩間幸司 著 , 谷, 克二, 1941-. アンダルシア : スペインの魅力が凝縮した土地 第2版. 日経BP企画, 2007. (旅名人ブックス ; 65)
- キーワード
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- アルハンブラ宮殿
- スペイン-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000193333