レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/09/28 15:43
- 更新日時
- 2016/07/20 10:58
- 管理番号
- 若松児童08 210
- 質問
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解決
火野葦平がフィリピンの民話を邦訳した本があると聞きました。閲覧できますか。
- 回答
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『比島民譚集』という資料で、若松図書館に所蔵があります。
上記資料の改題によると、フィリピン従軍中の葦平は、その地の歴史・民情・文学などを知るために、マニラ国立図書館より何冊かの図書を借用したそうです。
その中に『PHILLIPINO POPULAR TALES』いう民話研究書があり、彼はそれを仕事の合間に訳し続け、かなりの分量に達したとのこと。
それらをまとめて出版したものが、今回の回答資料です。
- 回答プロセス
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書名が不明なのでOPACでタイトルに「フィリピン」、著者名に「ヒノアシヘイ」で検索しましたが該当ありませんでした。
そこでgoogleで「火野葦平 フィリピン 民話」と検索したところ、古書店サイトより『比島民譚集』という書名を得ることが出来ました。
この資料ではないかと当たりを付け、OPACで再度検索し自館での所蔵を確認。
禁帯本のため館内で閲覧していただきました。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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『比島民譚集』 火野葦平著 大成出版 1945 年
- 『火野葦平論』 池田浩士著 インパクト出版会 2000年 【K902/ヒ】
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『比島民譚集』 火野葦平著 大成出版 1945 年
- キーワード
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- フィリピン
- 火野葦平
- 民話
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000071822