レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年12月09日
- 登録日時
- 2015/02/20 18:39
- 更新日時
- 2015/03/02 14:15
- 管理番号
- 2014018
- 質問
-
解決
文化2年に富山湾で人魚がかかったことについて書かれた本がないか
- 回答
-
①「人魚の動物民俗誌」によると、文化2(1804)年5月越中領放生淵四方浦で人魚を捕らえたという瓦版についての記述がある。
②「海と山の裸女」では、瓦版が評判になったため、③「街談文々集」にも採用されているとある。④「江戸の大変 天の巻」には、
人魚図のカラー図版が掲載されている。しかし、県内の郷土資料には人魚の伝説や人魚があがったという記述はなかった。
- 回答プロセス
-
①人魚の動物民俗誌 吉岡郁夫著 新書館 1998.10【388-110】p77~79
②海と山の裸女 人魚と山姥物語 笹間義彦著 雄山閣 1995.11【388.1-242】p86~89
③街談文々集要 近世庶民生活史料 石塚豊芥子編 鈴木棠三校訂 三一書房 1993.11【210.57-13】p46~47
④江戸の大変 天の巻 稲垣史生監修 平凡社 1995.7【210.5-276-1】
下記の郷土資料を調査したが、人魚の記述はなかった。
⑤四方郷土史話 布目久三著刊 1982.1【T232.4-11】
⑥越中伝説集 小柴直矩著 富山県郷土史会 1954(富山県郷土史会叢書 第4)【T388-1-a】
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210)
- 伝説.民話[昔話] (388)
- 参考資料
- キーワード
-
- 人魚
- 富山市四方
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 伝説
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000168092