以下の資料に関連の記述を確認しました。いずれも生没年の記載は確認ができませんでした。
・『栃木県歴史人物事典』(栃木県歴史人物事典編纂委員会/編集 下野新聞社 1995)
p.293「佐藤露鳩(さとうろきゅう)」(手塚七木/著)の項があり、本文中に、「江戸時代の俳人、蕪村「宇都宮歳旦帖」の脇を務めた」、「現在は生没年不明の俳人である」等の記述があります。
・『七木雑記帖』(手塚七木/著 鬼怒発行所 1983)
p.77-80「宇都宮歳旦帖始末」の項があり、本文中に「通称を助右衛門」、「蕪村と同門の俳人」、「結城の砂岡雁宕の女婿」、「宇都宮にて亭主役であったことがうかがわれ」等、佐藤露鳩についての記述があります。宇都宮寺町の各寺の過去帳や図面等調べたが該当がなかった旨など、著者が、佐藤家の裔について調査をした経過の記述があります。
・『下野の俳諧 風雅の人ここにあり』(竹末広美/著 随想舎 2008)
p.247-248「佐藤露鳩」の項があり、上記資料と同一内容の略歴の記載があります。
・『関東俳諧叢書 第32巻』(加藤定彦/共編,外村展子/共編 関東俳諧叢書刊行会 2009)
p.356「下野みやげ 秋天ら編 文化頃刊」の項に、露鳩の作品が一句掲載されています。俳人 佐藤露鳩についての記述は確認できませんでした。
・『宇都宮市史 第6巻 近世通史編』(宇都宮市史編さん委員会/編 宇都宮市 1982)
p.651-652「第七章 文化の繁栄 第三節 文芸と美術 蕪村の来遊」の項があり、本文中に「佐藤露鳩」の記載を確認しました。
以下の資料はお調べしましたが、関連の記述は確認できませんでした。
・『新下野俳諧史』(江連晴生/著 石田書房 1994)
・『栃木の文学史』(栃木の文学史編集委員会/編 栃木県文化協会 1986)
・『栃木県の文学散歩』(栃木県文学散歩の会/編 月刊さつき研究社 1979)