レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2001/06/06
- 登録日時
- 2006/09/14 02:12
- 更新日時
- 2008/12/27 10:56
- 管理番号
- 埼川-2001-013
- 質問
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解決
芥川龍之介の小作品のうち、横須賀の海軍機関学校の教官時代(大正5年12月-8年3月)のことで、「学校までの道のりに今でいう喫茶店があり、〈ホット(温かい)コーヒーあります〉という看板が出ていた。」というような文章のある作品を読みたい。
- 回答
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『芥川龍之介全集 3』(筑摩書房)所収「保吉の手帳から」の記述でよいか利用者に確認したところ、よいとのことだった。
- 回答プロセス
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『芥川龍之介事典』p113「海軍機関学校」の項に、「この時代のことが〈保吉もの〉として描かれている。」とあり。
同資料p502「保吉もの」の項には、「〈保吉もの〉とは、「魚河岸」「保吉の手帳から」「お時儀」「あばばば」・・・など保吉が登場する短編小説群の総称である。」とある。
それらが収録されている『芥川龍之介全集 3』(筑摩書房)を通覧していくと、「保吉の手帳から」に「薄汚いレストランの二階に・・・〈ホットサンドイッチもあります。〉と書いた細長い紙が貼りつけてあった。」とある。
利用者に確認したところこれでよいとのこと。
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 9版)
- 叢書.全集.選集 (080 9版)
- 出版 (023 9版)
- 参考資料
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- 『芥川龍之介全集 3』(筑摩書房)
- キーワード
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- 芥川龍之介(アクタガワ リュウノスケ)
- 著作
- 全集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000030687