レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/11/24
- 登録日時
- 2006/05/12 02:10
- 更新日時
- 2008/03/30 15:33
- 管理番号
- 埼熊-2005-095
- 質問
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解決
天明5、6(1785・1786)年頃、陸奥白河藩江戸藩邸の周囲は、どこの藩邸だったかを知りたい。
- 回答
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当時八丁堀にあった上屋敷は周囲を他の藩邸に囲まれているわけではないが、「分間江戸大絵図」(天明6年:都立中央図)で確認すると、北側に以下の屋敷が見られる。
①小濱致隆(オキタカ)の旗本屋敷
②綾部藩九鬼大隅守隆祺(タカヨシ)の上屋敷
③丹後田辺藩(後に舞鶴藩と改称)牧野豊前守惟成(コレシゲ)の上屋敷
- 回答プロセス
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『江戸-東京市街地図集成』『中央区沿革図集 京橋篇・日本橋篇』『古板江戸図集成』『江戸城下変遷絵図集 7』等で確認するが、所蔵の地図資料には天明年間の地図が含まれていない。
江戸東京博物館に問い合わせるが判明せず。
天明年間の古地図を所蔵する東京都立中央図書館に該当地図の確認を依頼したところ、「分間江戸大絵図」(天明6年)松平越中守の屋敷の北側に〈小濱〉〈九鬼〉〈牧野佐ト〉の名が見られるとの回答を得る。
それぞれの名前を「大成武鑑」(天明5年刊 『江戸幕府大名武鑑編年集成 12』所収)等で確認する。
なお、中屋敷・下屋敷についても、同様の方法で調べることができる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 日本 (291 9版)
- 参考資料
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- 「分間江戸大絵図」(天明6年) (東京都立中央図書館所蔵)
- 『江戸幕府大名武鑑編年集成 12』
- キーワード
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- 日本-歴史-江戸時代
- 白河藩-藩邸
- 古地図-江戸-東京
- 照会先
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- 江戸東京博物館
- 東京都立中央図書館
- 寄与者
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- 東京都立中央図書館
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000028629