レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年9月17日
- 登録日時
- 2010/11/12 12:01
- 更新日時
- 2011/11/30 11:40
- 管理番号
- 相市-H22-012
- 質問
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解決
(相模原市緑区)城山の昔話を探している。特に「龍籠(たつご)の伝説」について知りたい。
- 回答
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「津久井の一隅」に、伝説と地名のことについて記載あり。P13には龍籠の伝説あり。
『大昔、とてつもなく大きな竜が金比羅山に棲んでいた。そこへ、あるとき城山の向こうの方から峯の薬師の山をひとまたぎにして、いっぴきの牝竜が現われる。そしてたちまち大けんかがはじまったのである。竜が争うときは真黒な雲を巻き、風をひき起こし、稲妻もまじえて大雨を降らせるのだ。どちらが勝ったかわからない。そのとき大雨が降ったのが雨降らしで、滝をなして流れたのが滝尻、大風が巻いたのが風間、そして、その竜が棲んでいたのが、穴川だったのだそうだ。』
- 回答プロセス
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相談者が事前に閲覧していた資料
①「神奈川のむかし話」(相模民族学会/編 1977)〔KO-38 S02506533〕
②「歴史研究 春林文化 第2号 復刻版」(城山地域史研究会/編 1985)〔213.7 23366297〕
③「城山町エコミュージアムのみち」(城山町エコミュージアムを育てる会/編)〔K1-29 29024320〕橋本図書館所蔵
①・②については、閲覧中。③については、ご自身で予約中。
上記以外に、資料はないか?
直接、津久井地域の郷土資料の棚へ。
①「津久井の昔話」(長谷川 茂弘/編 1970)〔K1-38 S00686154〕 P5「(二) 龍籠山に関連する項目が箇条書きであり。
②「津久井の一隅」(斉藤 文平/著 1981)〔K1-21 S01312552〕 P12「龍籠の山は~」とあり、伝説についてはP13に記述あり。
その他資料は当たってみたが、記述がないもの。
①「新編相模国風土記稿下之巻一 完全復刻版(1983)〔K0-29 S2460376〕P1095~1101の上川尻村・下川尻村の項には記述なし。
②「城山漫歩」(八木 蔦雨/著 1988)〔K1-38 城山 S05413935〕
③「神奈川の民話」(安池 正雄/編 1959)〔K0-38 S02460657〕
④「鉄筆雑誌1~10合冊」(安西 勝/1966)〔K1-38 S00686022〕P195「加藤 武雄覚書」に加藤武文文学碑が建った山として記述はあるが、伝説 については記述なし。
⑤「津久井湖以前」(安西 勝/1980)〔K1-21 S24117970〕
⑥「城山町の地名」(城山町教育委員会/編 1982)〔K1-29 S01317460〕
⑦「城山風土記第3号」(城山町史編さん委員会/1995)〔K1-29 S12484697〕
⑧「津久井歴史散歩」(小川 良一/著 1988)〔K1-29 S05443775〕
⑨「かながわ山紀行」(植木 知司 1991)〔K0-29 S09654443〕
⑩「かながわの山」(植木 知司/著 1979)〔K0-29 S04211769〕
⑪「神奈川県の山」(広島 三朗/(他)著 1993)〔K0-29 S16635898〕
⑫「つくい訪ね歩記」(神奈川県津久井地区行政センター/編 1999)〔K1-29 S16392052〕
※〔 〕内当館請求記号及び資料コードです。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000073369