レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年12月31日
- 登録日時
- 2010/01/28 14:00
- 更新日時
- 2010/11/17 11:30
- 管理番号
- さいたま-西-20100001
- 質問
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解決
さいたま市西区にある、「清河寺の大ケヤキ」と林光寺の敷地内にあるケヤキではどちらが大きいのか。
どちらも古くて大きいのは承知しているが、それぞれの大きさを知りたい。
少なくとも市内では最も大きな木なのではないかと思うので、調べた記録を知りたい。
- 回答
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『さいたま市西区文化財ガイドブック』には、林光寺のケヤキは樹高25m、清河寺のケヤキは32m、幹回り8.5mと紹介されており、清河寺のケヤキのほうが大きい、と考えられます。
清河寺の大ケヤキは昭和33年埼玉県の天然記念物に指定されています。ほかに、桜区には平成6年に指定された「大久保の大ケヤキ」があり、こちらが、幹回り9.4m、樹高20mで「ケヤキとしては県内最大」とされています。
さいたま市が天然記念物に指定しているケヤキは、平成21年8月1日現在、砂の大ケヤキ(見沼区)、宮原の大ケヤキ(北区)、山崎の大ケヤキ(緑区)、林光寺の大ケヤキ(西区)、岩槻城跡のケヤキ(岩槻区)です。
いずれも大きな木で、さいたま市のホームページに、樹高、幹回り、根回りなどの計測記録を表示しています。
埼玉県内にある巨木・名木を訪ね歩き、写真と文で紹介した『埼玉巨樹紀行』には、「欅10傑」として、「大久保の大欅」、秩父市中町の「駒つなぎの欅」、「飯能市の飯能の大欅」、「清河寺の大欅」、さいたま市浦和区の「調神社の欅」、「砂の大欅」、熊谷市宮町の「高城神社の欅」、鶴ヶ島市の「脚折の欅」、秩父市太田の「熊野神社の欅」、ときがわ町の「日枝神社の欅」が取り上げられています。
さいたま市のケヤキは3本ランクインしています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 森林立地.造林 (653)
- 参考資料
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- 『さいたま市西区文化財ガイドブック』 さいたま市西区区民会議歴史・文化部会編集 さいたま市西区役所コミュニティ課 2007.3
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『埼玉巨樹紀行』 大久根茂写真・文 幹書房 2004.9
- キーワード
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- さいたま市西区
- ケヤキ
- 清河寺
- 林光寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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さいたま市内指定・登録文化財一覧(2009年12月15日確認)
http://www.city.saitama.jp/www/contents/1042512911482/files/bunkazai-ichiran.pdf
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000062588