レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/7/18
- 登録日時
- 2018/11/29 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:33
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000675
- 質問
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解決
【東山ひがし地区の呼称について】 東山ひがし地区の観光地化や呼称の変化について調べているが、参考になる資料等があれば見たい。
- 回答
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東山ひがし地域の沿革及び景観保全条例についてわかる資料として以下の資料がある。
『金沢市文化財紀要6 旧東のくるわ』(119573530)
『金沢市文化財紀要188-1 金沢市東山ひがし伝統的建造物群保存対策調査報告書』(119765771)
金沢市のまちづくりの構想を把握するものとして、以下の資料がある。
『21世紀金沢の未来像』(11915833)
『金沢世界都市構想』(119581774)
『金沢市新基本計画』(119588318)
『金沢市まちづくり関連条例』(119786379)
『金沢世界都市構想 第2次基本計画』(119955032)
『金沢市都市計画マスタープラン』(2009年)(109106676)
『金沢の気骨』(118551073)
なお、現在の市政情報については、ホームページで公開されている。
【URL】https://www4.city.kanazawa.lg.jp/kurashi/shisei.html
【URL】https://digilib.city.kanazawa.ishikawa.jp/
「北國新聞」2010年1月18日付の記事にひがし茶屋街の呼称に関する記事あり。同記事によると、ひがし茶屋街の呼称が使われ始めたのは平成元年頃からであるという。それまで使われていた旧東廓という表現が遊郭や色町を連想させるため、代わりの呼称を作ろうという気運の中で作られたものだと記されている。
なお、観光情報誌等での各年代の当該地域の記載は以下のようになっている。
『百万石の城下町 金沢』(1967、1973、1974、1989年)74年刊行のものの定期観光バスルートの中に「旧東廓」と記載あり。89年のものには、「東山界隈(旧東廓)」と記載あり。
『石川県の歴史散歩』(11826198)(旧版、1977年初版):東山地区の記載なし。
『あるく金沢・能登』(118412481)(1977年刊行):「愛宕(東の廓)」と記載あり。
『金沢・能登』(11918727)(1985年刊行):東山地区の記載あり、「旧東廓」と記載あり
『金沢 能登』(朝日旅の百科)(11824224):「旧東廓」と記載あり。
『郷土資料事典 石川県・観光と旅』(11826194)(1988年刊行):東山地区の記載なし。
『石川県探訪の旅ガイドブック』(118279336)(1990年刊行):「ひがし茶屋街」と記載あり。
『金沢』(119363265)(1991年刊行):「ひがし茶屋街」と記載あり。
『シティガイド 金沢・加賀・能登』(119722086)(1992年刊行):マップ上に「ひがし茶屋街」と記載あり。路線バス表には「旧東廓跡」の記載もあり。
前出の北國新聞の記事の内容と時期が概ね一致することが確認される。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000246530