レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年10月05日
- 登録日時
- 2016/12/03 17:24
- 更新日時
- 2016/12/03 17:25
- 管理番号
- 9000013812
- 質問
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解決
深草元政の書いた「身延紀行」の翻刻はあるか。
- 回答
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翻刻されているものとして、『身延道の記』(三戸勝亮/著 1936年)、『身延道の記』(元政上人/[原]著 小林啓善/著 1971年)がある。
- 回答プロセス
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1.自館システムで「身延紀行」「深草元政」を検索。『甲斐叢書』第2巻がヒットするが、「松亭身延紀行」という別作品だった。また、県立博物館に移管した古文書に同タイトルの資料があった。
2.国立国会図書館NDLサーチで検索。「身延道の記」と「身延行記」という別タイトルがあることがわかった。
3.「身延道の記」「身延行記」を自館システムで検索。『身延道の記』(三戸勝亮/著 1936年)がヒットした。内容は、深草元政が書いた「身延道の記」の翻刻と、水戸勝亮の訳と注。
4.国立国会図書館NDLサーチで「身延道の記」を検索。『身延道の記』(元政上人/[原]著 小林啓善/著 1971年)を相互貸借して提供。(後に当館でも購入)
- 事前調査事項
- NDC
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- 日記.書簡.紀行 (915 9版)
- 参考資料
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- 『身延道の記』(三戸勝亮/著 身延山久遠寺 1936年)
- 『身延道の記』元政上人/[原]著(元政庵瑞光寺 1971年) , ISBN 4-7963-0727-3
- キーワード
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- 「身延道の記」
- 「身延のみちの記」
- 「身延紀行」
- 「身延行記」
- 元政
- 元政上人
- 深草元政
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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「身延紀行」は、京都の僧・元政(1623-1668 南深草に住んでいたため、深草元政と呼ばれる)が母親と共に父の遺骨を身延山久遠寺に納めるために旅した時の紀行文。刊本によってタイトルや文章中の文字に違いがある。
別タイトル:。「身延道の記」「身延行記」「身延のみちの記」など。
原本はマイクロフィルムで所蔵あり。(「身延道の記 身延紀行」KK34-241、「身延のみちの記 身延行記」KK34-321、「身延紀行」KK90-204)
元政や、元政の身延参詣については、『山梨県史 通史編4』『名僧列伝4』に詳述あり。
- 調査種別
- 文献紹介 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000200789