レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008年04月01日
- 登録日時
- 2008/04/01 20:05
- 更新日時
- 2008/04/01 20:05
- 管理番号
- 松中央-07-31
- 質問
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「好奇心猫を殺す」という言葉の状況設定について。猫自身が好奇心を持ったために死ぬのか?それとも猫以外の他者が好奇心を持ったために猫が死ぬのか?
- 回答
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【資料1】P.622「心労は猫を殺した」の解説によると、”猫でさえも、心配と気苦労には勝てず”命を落とす。【資料2】P.50~51「心労は猫をも殺す」の解説によると”猫でさえ心労が重なると死んでしまう。”これらの説明の一部として「好奇心は猫を殺した」、「好奇心は猫をも殺す」”Curiosity Killed the cat.”が出てくる。
この事から判断すると、好奇心の持ち主は猫である。
- 回答プロセス
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(1)「好奇心~」で各種ことわざ辞典を引くが、見つからず。
(2)”好奇心”and”猫”や”好奇心猫を殺す”でGoogleを検索したところ、関連のある言葉として「心配は身の毒」等が出てくる。
(3)「心配は身の毒」で【資料1・2】等を引き、「心労は猫を殺した」、「心労は猫をも殺す」に至る。
- 事前調査事項
- NDC
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- 辞典 (813)
- 伝説.民話[昔話] (388)
- 参考資料
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- 【資料1】『成語大辞苑』(主婦と生活社・1995)|R813.4/セ
- 【資料2】『世界ことわざ辞典』(東京堂出版・1987)|R388.8/セ
- キーワード
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- ことわざ
- 慣用句
- 猫
- 好奇心
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000043192