レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009/05/15
- 登録日時
- 2009/06/06 02:10
- 更新日時
- 2010/02/12 13:45
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-090011
- 質問
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解決
昭和25年に『時代の寵児・走るデパート』という名称で宮城県北-岩手県南において列車で商品を運び、販売をする企画が民間で行われたという。その実施の有無、詳細について知る資料はないか。
- 回答
-
次の資料に該当する記述が見られます。
資料1: 『読売新聞宮城県版』S25.8.2,宮城県版A【マイクロ資料】
「~列車デパートお目見得~ 売子も美人達ズラり
走る列車デパートが31日突然古川駅に出現。物珍しさと市価より1・2割方安いとあって、時ならぬ大賑わいとなった。華中鉄道、満鉄朝鮮鉄道など諸鉄道関係引揚者の援護団体である北海道札幌市大陸物産並びに大陸鉄道援護会の共催のもので古川町を皮切りに1日・中新田、2日・鳴子町と主に小都市を狙って1日1ヶ所、4・5時間停車して、24日まで東北各地23ヶ所に進出する。二両連結の列車内には、売子12・3人がそろってのサービスで農村からも聞きつけ「押すな、押すな」の大繁盛であった」
その他、河北新報・毎日新聞の二紙、7/31~8/6までの紙面を確認しましたが、該当する記事は見つかりませんでした。また、当館所蔵資料(図書・雑誌・論文等)およびインターネットからも、デパート・列車・大陸鉄道援護会・大陸物産株式会社・国有鉄道等をキーワードに検索しましたが、該当する資料は見つかりませんでした。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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S25.8.2 河北新報 3面下 広告欄に「時代の寵児・走るデパート」の文面がある。「国有鉄道の協力のもと…」の一文と財団法人大陸鉄道援護会、大陸物産株式会社の社名が見られる。宮城県北部・岩手県南部の巡行は7/31~8/6となっている。]
- NDC
-
- 商業 (670 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 資料1は保存状態が悪く、文字の解読が難しい。該当記事を最大限拡大してなんとか読める程度。よって複写は、紙面全てはもちろん、該当記事部分を拡大で複写しても読めるかどうか疑問。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000055399