レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018/11/20
- 登録日時
- 2019/03/14 00:30
- 更新日時
- 2019/03/14 00:30
- 管理番号
- 町田-186
- 質問
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解決
町田市が神奈川県から東京都になった経緯を知りたい。
- 回答
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明治26年4月1日、東京府の水道である玉川上水の水源確保、水質管理が行えるよう、三多摩地域(西多摩・北多摩・南多摩)は神奈川県から東京府へ移管された。
町田を含む南多摩は直接の関係が少なかったが、多摩郡の沿革にかんがみ、あわせて移管されている。
また、自由民権運動の中心地だった三多摩を神奈川県から東京府で移すことで、自由党の勢力を弱めるための策とも考えられており、自由党系県議会議員により強力な反対運動が行なわれた。
M01-C6『なぜ多摩は東京都となったか』
明治の初めに神奈川県になった所から、昭和18年の東京都政の成立に三多摩が加わるところまでの、「東京」と多摩の関係を中心に記載。
M00-C6『都史紀要 15 水道問題と三多摩編入』
明治26年の編入時の話だけでなく、玉川上水の汚染問題など東京府が水源管理を必要とした背景についても詳しく記載。
M01-C6『多摩東京移管前史資料展図録』 P.41~58 「移管の経過」の項で当時の資料を中心に記載。
M00-C1『東京都の歴史』 P.323~325 「三多摩の編入」の項で概略を記載。
M01-G0『明治期三多摩市町村行政制度の沿革』 P.61~63 「三多摩の東京府編入」の項で概略を記載。
M01-G0『多摩市町村のあゆみ』 P.9~10 「東京府移管問題」の項で概略を記載。
M10-C1『町田市史 下巻』 P.732~757 「東京府移管問題」の項で全体の経緯と町田市域周辺での動きについて記載。
M10-C1『町田の歴史をさぐる』 P.163~166 「神奈川県民から東京府民」の項で概略を記載。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 8版)
- 参考資料
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- なぜ多摩は東京都となったか梅田 定宏/著けやき出版
- 都史紀要 15 水道問題と三多摩編入東京都公文書館/編東京都情報連絡室都政情報センタ
- 多摩東京移管前史資料展図録 多摩はなぜ東京なのか小平市中央図書館/編小平市TAMAらいふ21推進実 (P.41~58)
- 東京都の歴史竹内誠/著山川出版社 (P.323~325)
- 明治期三多摩市町村行政制度の沿革木崎 保雄/編著多摩地方制度研究会 (P.61~63)
- 多摩市町村のあゆみ保坂 一房/編東京市町村自治調査会 (P.9~10)
- 町田市史 下巻町田市史編纂委員会/編町田市 (P.732~757)
- 町田の歴史をさぐる町田の歴史をさぐる編集委員会/著町田市 (P.163~166)
- キーワード
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- 東京府(トウキョウフ)
- 三多摩(サンタマ)
- 移管(イカン)
- 編入(ヘンニュウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000252982