レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年01月16日
- 登録日時
- 2007/01/21 12:39
- 更新日時
- 2007/05/01 15:59
- 管理番号
- 福井県図-20070116
- 質問
-
未解決
昭和39年1月15日の成人の日にあたり、募集された二十歳の感想文が見られる資料があるか。昭和38年12月5日号の市の広報で募集された。感想文で選抜された人が、国立青年の家で研修を受けることになる旨募集要項に書かれている。
- 回答
-
研修会の選抜に使われたという作文そのものを探すことはできませんでした。『20才』国立中央青年の家、公明選挙連盟.編 1964 国立中央青年の家 は、該当の年に発行された、国立青年の家で開催された研修会の記録集です。お探しの件のヒントになるのではないかと思います。富山県立図書館、茨城県立図書館、国立国会図書館で所蔵しています。
- 回答プロセス
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1.国立青年の家が出版者、著者・編者になっている図書資料を自館OPAC、NDL-OPACで検索→昭和38年近くのものがヒットしない。
2.「国立青年の家」というのが、正式名称でない可能性を考え、Googleで「国立青年の家」を検索
→独立行政法人国立中央青少年交流の家のページがヒット。<http://fujinosato.niye.go.jp/page1.html>〔2007年1月16日最終アクセス〕
ページ内の概要から、1959年9月の開所時には、「国立中央青年の家」という名称であったことがわかった。
3.NDL-OPACを著者・編者「国立中央青年の家」で検索→『20才』という資料がヒットした。
4.『20才』の他の図書館での所蔵状況を総合目録ネットワークで調べた。富山県立図書館、茨城県立図書館でも所蔵あり。
→富山県立図書館のデータには、副タイトル「中堅青年研修会の記録」とついていた。お探しなのは、応募した二十歳の感想文が見られる資料なので、研修会の記録のみならば、違うことになると考え、富山県立図書館に照会をかけた。
5.富山県立図書館から回答があり、『20才』は、「研修会の記録文集」なので、応募作文の文集ではないとのことだった。ただし、当時の二十歳の勤労青年が何を考えていたかとかを知る上では有効な資料でしょう。とのこと。
6.自館OPACを「感想文」で検索→該当無。
7.『20才』の所蔵館をお伝えし、一旦調査を終了。
- 事前調査事項
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広報つるが:昭和38年12月5日号
- NDC
-
- 文章.文体.作文 (816)
- 参考資料
- キーワード
-
- 成人式
- 感想文
- 国立中央青年の家
- 照会先
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- 富山県立図書館
- 寄与者
- 備考
- 有益な情報をお持ちの方は、福井県立図書館までお知らせください。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000032958