レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005/07/25
- 登録日時
- 2005/12/16 02:11
- 更新日時
- 2006/09/21 11:47
- 管理番号
- 埼熊-2005-056
- 質問
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解決
江戸時代の名主・庄屋になるための条件を知りたい。
- 回答
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初期には武士が多いが、中期以降大高持百姓が多くなり、後期には高持百姓の選挙による村も多くなった。いずれの場合にも領主の承認が必要であった。
選出方法には、世襲・年番・交代制・選挙制等が見られるが、時代や地域により異なる。
- 回答プロセス
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近世の制度史から探索する。
参考資料にあげた以外に参照した資料は、以下のとおり。
『日本の近世 4 支配のしくみ』『江戸町人の研究 4』『江戸時代用語考証事典』ほか
追加質問:後日、同一質問者より以下の追加質問があった。
選挙の際立候補するためには、その土地に何年ぐらい住めばよいのか、居住年数を知りたい。
初期には代々住み続けている草創名主(くさわけ)名主が多いようだが、選挙制となってからからの具体的な居住年数に触れている資料は見あたらなかった。
なお、石高については、『近世農民生活史 新稿版』に藩ごとの数字があげられている。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『地方凡例録 下』 東京堂出版 1995
- 『国史大辞典 10』 吉川弘文館 1989
- 『事典しらべる江戸時代』 柏書房 2001
- 『江戸時代の制度事典』 歴史図書社 1973
- 『江戸時代用語考証事典』 新人物往来社 1984
- 『近世農民生活史 新稿版』 吉川弘文館 1986
- キーワード
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- 名主
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000026835