レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2019/07/07 13:38
- 更新日時
- 2019/11/22 13:33
- 管理番号
- 塩尻432
- 質問
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解決
許渾の詩「衆花盡處松千尺群鳥喧時鶴一聲」がどのような意味なのか知りたい。
- 回答
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【資料1】「充実茶掛の禅語辞典」p.376に記述あり。
さまざまな花が咲き終えたあとの、松のみどりはひときわ美しく、またたくさんの鳥たちが喧しく囀るなか、鶴の声だけは際立って聞こえる。得道の人の威風は堂々として、世間にあっても格別に見事であることをいう。
- 回答プロセス
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まず漢詩の辞典を調べたが見当たらなかった。
【資料2】『漢詩の事典』p.129に「自作の近体詩をみずから編纂した『丁卯集』がある」という記述があった。
そこで国立国会図書館デジタルコレクションで「丁卯集」を検索して調べたが見当たらなかった。
インターネットで「衆花盡處松千尺群鳥喧時鶴一聲」で検索したところ、
【資料3】神戸市にある茶道具店「石橋静友堂」Webサイト「茶道・茶席の禅語-石橋静友堂」
(https://www.bansui.jp/diary-detail/228 最終確認2019年7月7日14:20)に、茶道・茶席の禅語という見出しがあった。
そこで禅語辞典を調べたところ
【資料1】『充実茶掛の禅語辞典』の記述を見つけた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188)
- 参考資料
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【資料1】有馬頼底監修『充実茶掛の禅語辞典』淡交社, 2016.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000096-I008779916-00 , ISBN 9784473040527 -
【資料2】松浦友久 編著, 植木久行, 宇野直人, 松原朗 著『漢詩の事典』大修館書店, 1999.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002778262-00 , ISBN 4469032093 -
【資料3】神戸市の茶道具店「石橋静友堂」Webサイト「茶道・茶席の禅語-石橋静友堂」
https://www.bansui.jp/diary-detail/228
(最終確認2019年7月7日14:20) (茶道具店「石橋静友堂」Webサイト
古物商:兵庫県公安委員会 第631130800063
学芸員:平10同博 第0107号
特別国際種事業者:S-5-28-00357)
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【資料1】有馬頼底監修『充実茶掛の禅語辞典』淡交社, 2016.
- キーワード
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- 許渾
- 禅語
- 詩
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000258435