レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010年09月19日
- 登録日時
- 2010/10/26 16:53
- 更新日時
- 2010/10/26 17:09
- 管理番号
- 福井県図-20100919
- 質問
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解決
池田町内各集落の概ねの位置と形成時期について知りたい。
1300年前の須波阿須疑神社建立時点で既に四十八ヶ村は形成されていたようなので、これの裏付けはないか。四十八ヶ村の名称が把握できるだけでもよい。
- 回答
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下記資料を紹介。
『池田町史』(池田町 1977年)
「第三章各区の歴史」(p769-957)に52の地区の歴史がそれぞれまとめられている。
そのほかにも、慶長から元禄年間の太閤検地等、村名が書かれている部分がある。
『日本歴史地名大系 第18巻』(平凡社 1981年)
p383-394に、池田町の各村等について位置の説明、来歴、現在の地名等が書かれている。
p384「池田庄」の説明の部分で、四六カ村が列記されている。
『新訂越前国名蹟考』(井上翼章/著 松見文庫 1980年)
『日本歴史地名大系』の池田庄に引用されている資料。
『越前若狭地誌叢書 上巻』(杉原丈夫/共編 松見文庫 1971年)
「越前地理指南」などを収めた活字資料。
福井県立図書館貴重書データベースhttp://www.library.pref.fukui.jp/webmuseum/の国絵図
松平文庫(当館保管)の越前国絵図(慶長年間、元文年間)で、現在の池田町のあたりも確認できる。
- 回答プロセス
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1.『池田町史』を調べる。
→ 各区史のほか、太閤検地の記録等の表もある。
2.『日本歴史地名大系 第18巻』を調べる。
→ 地名がまとまって掲載されている。「越前国名蹟考」「越前地理指南」などの出典もわかった。
3.福井県立図書館貴重書データベースで国絵図を見る。
→ 慶長年間、元文年間の絵図を閲覧すると、現池田町の部分も確認できた。
- 事前調査事項
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福井県文書館デジタル歴史情報
- NDC
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- 日本 (291 8版)
- 北陸地方 (214 8版)
- 参考資料
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- 『池田町史』 池田町 1977 (当館請求記号:H240/I4/1 資料コード:1040783217)
- 『日本歴史地名体系 第18巻』 平凡社 1981 (当館請求記号:H290/H23/1 資料コード:1040502245)
- 『新訂越前国名蹟考』 井上翼章/著 1980 松見文庫 (当館請求記号:H291/I/3 資料コード:1040160135)
- 『越前若狭地誌叢書 上巻』 杉原丈夫/共編 1971 松見文庫 (当館請求記号:H290/E2/1 資料コード:1040321224)
- キーワード
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- 地名
- 集落
- 福井県池田町
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000072763