レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年11月17日
- 登録日時
- 2012/12/11 17:38
- 更新日時
- 2012/12/26 18:58
- 管理番号
- 福井県図-20121117
- 質問
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解決
イギリスの首相 チャーチルが、第二次世界大戦について書いた回顧録を読みたい。
岩波文庫で、4~5冊くらいのものだったと思う。
- 回答
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河出文庫版の『第二次世界大戦』佐藤亮一訳(全4巻)のことと思われる。
- 回答プロセス
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1. 自館OPAC、NDLサーチ等で、「チャーチル」+「岩波文庫」で検索 → ヒットなし。
2. 1と同様に、「チャーチル」+「回顧録」で検索 → 下の2件ほかヒット。
・『第二次大戦回顧録』全24巻 + 邦訳全巻目次 毎日新聞社 1949-55
:福井県立では1~3,6,8~12巻のみ所蔵。
・『第二次大戦回顧録抄』毎日新聞社 1949 (中公文庫版 2001)
:福井県立では 中公文庫版を所蔵。
3. 1と同様に、「チャーチル」+「第二次(世界)大戦」で検索
→ 2の2件以外に、下の1件ほかヒット。
・『第二次世界大戦』佐藤亮一訳 河出書房新社
:河出書房新社から、上・下本(1972-73)、全4巻(1975)、文庫版全4巻(1983-84)
を刊行。福井県立では 文庫版の新装版(2001)全4巻を所蔵。
4. 質問内容に近いものは、3.の河出文庫4巻本のみ ⇒ 貸出
*チャーチル(Sir Winston Leonard Spencer-Churchill)の第二次世界大戦に関する回顧録(原題 The Second World War)は、1948年から1953年にかけて刊行、全6巻で完結した(ノーベル文学賞受賞)。
各巻の原題、毎日新聞社版での邦題は、以下のとおり。(書誌事項はNDLデータほかより)
【原題】1.The gathering storm 2. Their finest hour 3. The Grand Alliance 4. The hinge of fate 5. Closing the ring 6. Triumph and tragedy 【邦題】1~4: 巻き起る嵐 5~8: 最も輝かしい時
9~12: 大同盟 13~16: 運命の岐路 17~20: 縮まりゆく包囲環 21~24: 勝利と悲劇
*なお『大戦後日譚:外交秘録』西村二郎訳 万里閣書房 1930 (原題The world crisis ,the aftermath)は、第一次大戦後についての著書。また、チャーチルの自伝の翻訳書としては、
『わが半生』(誠光社 1950)、『血と涙と』(新潮社 1958)、『若き日の回想』(ポプラ社 1968)
などが、刊行されている。(紹介した3冊は、福井県立で所蔵)
- 事前調査事項
- NDC
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- 世界史.文化史 (209 8版)
- 参考資料
- キーワード
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- ウィンストン・チャーチル(Churchill,Winston)
- 第二次世界大戦
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000115477