レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年01月01日
- 登録日時
- 2018/04/30 11:53
- 更新日時
- 2018/04/30 11:53
- 管理番号
- 市川20180101-02
- 質問
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解決
『花影の花』(平岩弓枝/著 新潮社 1990)に出てくる「外衛」という人物の読みを知りたい。
- 回答
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該当資料p.209に「「外衛は、まだ御城内ですか」大三郎の成人した名前をいった。」とあることから、「外衛」が大石内蔵助の三男、大三郎であることがわかる。
赤穂浪士に関わった人物の読みを調べるため、『元禄赤穂事件』(学研 1999)特別付録「赤穂騒動人名録」にあたったところ、p.34「大石大三郎」の項に「そとえ」のルビがあることを確認した。
また、『赤穂浪士と吉良邸討入り』(谷口眞子/著 吉川弘文館 2013)p.19にも、「大三郎(のち代三郎、さらに大石外衛良恭(そとえよしやす))」とルビがあった。
一方、国立国会図書館のインターネット公開デジタル化資料『義士帖』(弥富破摩雄, 久保田米斎/編 大塚巧芸社 1922)の「四六 大西坊覺連書状」原註には「トノヱ」とルビがふってあり、前述の資料との解釈の相違がみられた。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (913 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000235093