レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年03月28日
- 登録日時
- 2013/07/24 17:39
- 更新日時
- 2013/09/20 16:09
- 管理番号
- 埼熊-2013-019
- 質問
-
解決
「今宮祭祀録」の全文が見たい。
- 回答
-
栃木県立図書館に調査依頼をしたところ、以下の資料に影印及び翻刻が掲載されていた。
「高根沢町史 史料編1」(高根沢町史編さん委員会編 高、根沢町 1995)栃木県立図所蔵
p600-637 「今宮祭祀録」の5系統の写本のうち、ここに挙げられたのは「もっとも古い時期の写本である西導寺本の全文」。(p595-597の解説より)「氏家町史 史料編 近世」(氏家町史作成委員会編 さくら市 2009)栃木県立図所蔵
p321-358
上記「高根沢町史」と同様、西導寺本が掲載されている。
- 回答プロセス
-
『宇都宮市史 2』p111-120に抄出の掲載あり。
《国会図サーチ》を〈今宮祭祀録〉で検索すると、以下の資料が該当する。
菊地卓著「宇都宮氏の下野支配について 『今宮祭祀録』にみる家臣統制」(『歴史手帖 6(4)』p31-35 名著出版 1978)
p32-33「今宮祭祀録」に関する注に諸本の情報あり。
「今宮記録」(日光山輪王寺本)、「氏家明神祭祀録」(「下野国誌」所引)との呼称もあると記述あり。《日本古典籍総合目録》を〈今宮〉で検索すると以下の情報が該当する。
日光山輪王寺所蔵の写本「今宮記録」(藤原豊泰(ふじわらとよやす)著 文化一〇年成立)。活字情報はなし。(http://base1.nijl.ac.jp/infolib/meta_pub/KTGSearch.cgi 国文学研究資料館 2013/08/17最終確認)下野に関する資料を調査する。
『中世下野の権力と社会 中世東国論』(荒川善夫、佐藤博信編 岩田書院 2009)
p17-26「「今宮祭祀録」に見える戦国時代下野の郷村」に、注(10)「西導寺所蔵「今宮祭祀録」は、『真岡市史』第二巻古代中世史料編(真岡市、1984年)や、『高根沢町史』史料編Ⅰ原始古代・中世(高根沢町、1995年)で全文が翻刻され史料紹介されている。」とあり。栃木県立図書館へ調査依頼し、回答の情報を得た。
以下の資料に、影印及び翻刻の掲載あり。原本はともに最古の写本とされる西導寺本。「高根沢町史 史料編 1」p600-637
「氏家町史 史料編」p321-358その他調査済み資料は以下のとおり
『国書総目録』『日本歴史地名大系 9 栃木県の地名』『栃木県立文書館研究紀要 1-17』
- 事前調査事項
- NDC
-
- 関東地方 (213 9版)
- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
-
- 「高根沢町史 史料編 1」(高根沢町史編さん委員会編 高根沢町 1995)
- 「氏家町史 史料編 近世」(氏家町史作成委員会編 さくら市 2009)
- キーワード
-
- 今宮祭祀録
- 栃木県-史料
- 日本-歴史-近世-史料
- 照会先
-
- 栃木県立図書館
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000134234