レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/02/29
- 登録日時
- 2020/03/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20030618110581
- 質問
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ミツバチのオスバチは巣の中にどれくらいの数いるのか紹介している児童書がないか。
- 回答
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①は、ハチ特有の子育ての仕方に焦点を当て、多くの写真を紹介し解説している。ニホンミツバチの項目で、「ニホンミツバチの1年」として、群れを構成しているハチの割合と活動期を示した図が示してある。「働きバチ(数千~1万びき)女王バチ(1ぴき)オスバチ(数百ぴき)」と紹介されている。オスバチについて「からだが黒く眼の大きいのがオスバチの特徴。」「オスバチの仕事はほかの巣の新女王と交尾することです。巣の中ではなにもしない「なまけもの(ドローン)」です。」と記載がある。なお、働きバチについては「女王バチが産んだ娘たちで、すべてメスです。」と説明がある。
②は、昆虫に関する様々な生態を紹介している図鑑。ミツバチのコロニーについて「1頭の女王バチと数百頭の雄バチ、1万頭を超える働きバチという比率で構成されている。」と記載がある。オスバチの仕事である結婚飛行や、からだの造りや生態もイラストと写真で詳しく解説されている。
③は、ミツバチを観察した様子を多くの写真を載せて解説している。オスバチについて「ミツバチ王国には、女王バチと働きバチのほかにオスバチがいます。目玉の大きなずんぐりとしたハチです。ひとつの巣にいる数百ひきのオスバチは、1日1回、結婚相手をさがしに外に飛びだすほかは巣のなかでじっとしています。おなかがすくと、貯蔵室の蜜をなめたり、働きバチたちに蜜をねだったりするだけの生活をおくっています。」と記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 昆虫類 (486 9版)
- 参考資料
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①松田喬『ハチのくらし大研究』 PHP研究所,2016,63p. 参照はp.38-39.
②『昆虫の生態図鑑』 学研教育出版,2010,176p. 参照はp.102-105.
③小田英智,藤丸篤夫『ミツバチ観察事典』 偕成社,1996,39p. 参照はp.16-17.
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①松田喬『ハチのくらし大研究』 PHP研究所,2016,63p. 参照はp.38-39.
- キーワード
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- ハチ
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020030618161510581
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000279668