レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2007年04月12日
- 登録日時
- 2008/04/25 16:02
- 更新日時
- 2009/03/05 13:20
- 管理番号
- 山形県-2007-0022
- 質問
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解決
新聞に記述のあった「知らしむべからず『よらしむべし』の意識がまだ生きているかもしれない」の中の「よらしむべし」はどういう意味か。
- 回答
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「世界の故事・名言・ことわざ」(江川 卓外著/自由国民社/2006)により、「知らしむべからず、由らしむべし」として「論語」の泰伯編中の文句とあります。一般的解釈は、「人民大衆というものは、政府の政策に盲目的に従わせておけばよいので、彼らには何も知らせてはならない」とのこと。
「全釈漢文大系1論語」(平岡武夫著/集英社/1980)によると「子曰く、民は之に由らしむ可し、之を知らしむ可からず」とあり、「民は政治に頼るもの、政治を知るものではない」の意味。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国語 (082 9版)
- 参考資料
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- 「世界の故事・名言・ことわざ」江川 卓外著/自由国民社/2006(813.4/エガ) P69
- 「全釈漢文大系1論語」平岡武夫著/集英社/1980(082/ゼン/1) P221
- キーワード
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- 論語
- 泰伯
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000043808