レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2010/12/18 02:01
- 更新日時
- 2010/12/20 09:40
- 管理番号
- 2010-051
- 質問
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義和団事変後に清国政府から日本政府へ支払われた賠償金は文化事業に用いたそうですが、これに関する記録はありますか。
- 回答
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1900年(明治33年)に勃発した義和団事変(北清事変)の結果調印された最終議定書により、清国は列強各国に対して4億5000万両(テール)の賠償金(日本への分配額は約3500万両)を支払うことになりました。その後日本政府は、同賠償金の一部を中国に対する文化事業に用いる方針を決定し、1922年(大正11年)、その旨を中国側に通告しました。外務省記録「各国ノ団匪賠償金処分関係雑件」にはこの問題に関する記録が含まれています。
なお、外務省は、この事業実施のため省内に「文化事業部」を設置しており、その経緯は、外務省編『外務省の百年』に記されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
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- 明治期
- 1900年代~1912年(明治33年~45年頃)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000075630