レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2005年06月
- 登録日時
- 2005/08/16 14:38
- 更新日時
- 2005/08/16 14:38
- 提供館
- 岐阜県図書館 (2110001)
- 管理番号
- 岐県図-0613
- 質問
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解決
次の岐阜県関係詩人の第一詩集を調べてほしい。
・黒田象二
・長谷川敬
・瀬尾貞男
- 回答
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直接、これが第一詩集であると記述する資料は発見できなかったが、それぞれ以下の作品であると考えられる。
・黒田象二『高原』
・長谷川敬『孤児抄』
・瀬尾貞男 『鉄の座』
- 回答プロセス
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1 蔵書検索で3人の詩集の所蔵を検索。長谷川敬『詩集・花泥棒のような』(白羊書房,1971)の後記に挙げられている同著者の詩集で、もっとも刊行が早いものは『孤児抄』(当館では所蔵せず)。他2人に関する所蔵資料からは、第一詩集を推定できる情報は見つけられなかった。
2 岐阜日日新聞の連載記事「岐阜県の詩集・戦後編」を調査。黒田象二『礫』を採り上げた記事(昭和31年4月3日付)に「本書は「高原」に続く第二詩集」との記述あり。同資料の記事によると『高原』は昭和22年2月刊(当館では所蔵せず)。
3 瀬尾貞男については、詩集としてまとめられたものは遺稿詩集『鉄の座』(瀬尾貞男遺稿詩集刊行会,1948)しか見つからない。「岐阜県の詩集・戦後編」では『鉄の座』が採り上げられているが、この他の詩集の有無については記述がない。また、小木曽修二『濃飛文化史』(岐阜タイムス社,1952)でも、瀬尾貞男の著書に挙げられているのは『鉄の座』のみ。
※ 「明治・大正・昭和初期 詩集目録」http://libwww.gijodai.ac.jp/cogito/library/poetindex.htmも参考とした。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911)
- 参考資料
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- 小木曽修二『濃飛文化史』(岐阜タイムス社,1952)
- 「岐阜県の詩集・戦後編」(岐阜日日新聞の連載記事)
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 書誌的事項調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000023475