レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/11/15
- 登録日時
- 2018/03/21 00:30
- 更新日時
- 2024/03/29 00:32
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000591
- 質問
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解決
【泉町の寺子屋・市場について】 泉町にあった寺子屋、市場の場所が知りたい。また、昭和30年代の泉町の商店の名前が知りたい。
- 回答
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○寺子屋
『稿本金沢市史 学事編第2』(119562750)
P366寺子屋の経営者一覧の「習字並に読書・算術の一、又は二を男児に教えたる者」の項目に「泉新町 田中勇吉」とある。
『三馬公民館 五十年の歩み』(119703483)
P166「念西寺に泉小学校の机」「寺子屋時代の泉の学校の古机があって今でも使っている」
P167「この寺に伝わる件の机は、明治七年当時念西院といったこの寺で泉小学校が設置され、泉、有松、西泉、寺地の子供達が通ったと三馬小学校年表にある。」
質問された利用者の話では、現在の泉二丁目の安楽寺の付近にあったということだったので、同じ泉二丁目にある念西寺の寺子屋のことで相違ないと思われる。『三馬公民館 五十年の歩み』の巻末地図に念西寺の場所が記されている。
○市場
『ふるさと三馬』(11921950)
P107~109「はりつけ場の話」「今の白峰物産のあたりが市場で、近郷近在の野菜が集った。近江町市場の前のことである。」
第六章 三馬地区古今聞き書き抄 P51「泉市場の話」(北島勇氏談)「私が十二、三才の頃、現在の桜町酒造店の向かい(泉三丁目)に泉の市場があった。」
『三馬公民館 五十年の歩み』(119703483)
P226「夏期青物市場あと(弥生校下) 現白峰物産のところにあった」との記載あり。
白峰物産も桜町酒造店(現在はリカー桜町)も泉三丁目にあり、徒歩で約五分圏内なのでそのあたりが中心になっていたと思われる。また、『三馬公民館 五十年の歩み』の巻末地図に位置が記されている。
○商店名
『校下のあゆみ』(119322469)
P96昭和初期の商店の載った野町六丁目から泉町にかけての地図が記載されている。
また、『金沢市世帯主職業住所総覧 昭和28年版』(118400650)や『石川県商工要覧 昭和27年版』(119514029)、『金沢市商工要覧 昭和28年版』(119527125)でも、泉界隈で商売を行っていた人物や商店を調べることができる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000232793