レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年02月26日
- 登録日時
- 2019/11/13 16:14
- 更新日時
- 2019/11/15 16:39
- 管理番号
- 6000004743
- 質問
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解決
会津木綿について知りたい。
- 回答
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『衣風土記 2』(p.155~158)に会津木綿について記述あり。
福島県の坂下(ばんげ)にある青木集落で織られた丈夫な布(青木縞、青木木綿)を総称して、会津木綿という旨の記載と写真あり。
「寛政四年(一七九二)、会津若松に移封となった加藤嘉明は、前任地の伊予松山から織師を招き、木綿織ることを会津にもたらしたと伝わり、以来、藩の殖産政策として家臣の妻女達は木綿織の内職に励んだ。
しかし、藩政時代の機織りは自給自足程度で、明治になって河沼地方を中心に綿作が始まってから、会津の木綿は特産品となったようである。
青木集落が木綿機で栄えたのは、綿が近くで採れることと、藍の栽培を行ったからで、全盛時代には農業と紺屋を兼ねる家は、四十七軒もあったほど。そして糸染めを頼まれているうちに、機織りまで手がけるようになったらしい。」
- 回答プロセス
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当初7類の棚を探したが記述のある本が見当たらず、その後3類の棚で発見した。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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松岡未紗 著 , 松岡, 未紗. 衣風土記 2. 法政大学出版局, 2006.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008347887-00 , ISBN 4588300423
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松岡未紗 著 , 松岡, 未紗. 衣風土記 2. 法政大学出版局, 2006.
- キーワード
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- 会津木綿
- 布
- 福島県
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000265186