レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20170719
- 登録日時
- 2019/08/14 00:30
- 更新日時
- 2019/08/14 15:10
- 管理番号
- 1002960
- 質問
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解決
沖縄から海外へ移民をする予定の人が、どこで研修や説明などを受けたのか、施設の場所を知りたい。
- 回答
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①
『沖縄県史 各論編5 近代』(沖縄県文化振興会史料編集室∥編、 沖縄県教育委員会//刊、2011.2)
p458
「開洋会館 注51 那覇市若狭にあり、海外移住者の出発前の訓練、宿泊等を目的に使用された」、「開洋会館に収容されて猛特訓を受けた跡、浮島丸で茨城県内原訓練所に送られた。」との記述がある。
【開洋会館について】
②
『「国民国家」日本と移民の軌跡』(小林茂子著、学文社//刊、2010.3)
p125-132「第1節 開洋会館の設立とその役割」に、開洋会館の会館のいきさつと、研修日程などの掲載がある。
③
『海外教育 第6号』(沖縄県高等学校海外教育研究協議会//編・刊、1977.6)
p11-39『第二次世界大戦前の沖縄県における海外移民教育について』(石川友紀)
p21 「(2)開洋会館の設立」の項目に、「1934年(昭和9年)6月11日官民約300人を集めて盛大に落成式を行なった。」と、「位置:那覇市若狭2丁目22番地」の記述がある。
p22「ブラジル移民等に対しては開洋会館において、1936年(昭和11年)10月以後に約1ヵ月間の長期訓練も行なわれるようになった」との記述がある。
④
『写真集那覇百年のあゆみ』
p84,p126-127、135に外観の写真がある。
⑤
『那覇市史 通史篇 第2巻 近代史』 (那覇市企画部市史編集室∥編、那覇市役所、1974.3)
p662 開洋会館の写真の掲載がある。
【内原訓練所について】
⑥
『満蒙開拓青少年義勇軍の旅路 光と闇の満洲』 (旅の文化研究所?編、森話社、2016.4)
→ 該当記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 歴史 (2)
- 参考資料
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- 沖縄県史 各論編5 沖縄県文化振興会史料編集室/編集 沖縄県教育委員会 2011.2 (p458)
- 「国民国家」日本と移民の軌跡 小林 茂子/著 学文社 2010.3 , ISBN 4-7620-1985-2 (p125-132)
- 海外教育 第6号 沖縄県高等学校海外教育研究協議会/編 沖縄県高等学校海外教育研究協議会 1977.6 (p11-39)
- 那覇百年のあゆみ 那覇市企画部市史編集室/編 那覇市 1980.3 (p84、126-127、135)
- 那覇市史 通史篇 第2巻 那覇市企画部市史編集室/編 那覇市役所 1974.3 (p662)
- 満蒙開拓青少年義勇軍の旅路 旅の文化研究所/編 森話社 2016.4 , ISBN 4-86405-094-4
- 那覇市史 資料篇 第3巻5 那覇市市民文化部歴史資料室/編集 那覇市 2005.12
- 沖縄海洋発展史 安里 延/著 沖縄縣海外協會 1967.8
- キーワード
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- 移民
- 開洋会館
- 内原訓練所
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000260153