レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2010/06/26
- 登録日時
- 2011/06/01 02:07
- 更新日時
- 2024/03/30 00:34
- 管理番号
- M10062615156848
- 質問
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光で汚れを分解することができると聞いたが、どういうことなのか。
- 回答
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資料①には「光触媒の2つの働き」として「酸化分解反応」と「超親水性反応」の説明をしている。「酸化分解反応」による有機物の分解と、「超親水性反応」によるセルフクリーニング機能についての記述がある。
資料②には、光触媒の8つの機能(セルフクリーニング機能、消臭・脱臭機能、抗菌・殺菌機能、防カビ・防藻機能、空気の浄化機能、水質の浄化機能、曇り止め機能、汚れ防止機能)が紹介されている。この中で、「セルフクリーニング機能」と「汚れ防止機能」についての記述がある。
光触媒の種類について、資料①には、「光触媒の代名詞が、酸化チタンです。通常、光触媒というと酸化チタン光触媒を指すと考えてよいでしょう。」とあり、「酸化チタン以外の光触媒」として「酸化チタン以外には、チタン酸ストロンチウム、酸化タングステン、酸化亜鉛などの金属酸化物や、硫化亜鉛、硫化カドミウムなどの硫化物が知られています。」とあり、以下詳しく説明している。
資料③には、「いろいろな光触媒」として「酸化チタン以外の金属酸化物」として「チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化タングステン、酸化鉄」、「金属硫化物」として「硫化亜鉛、硫化カドミウム、硫化水銀」、「その他の半導体」として「シリコン」を紹介している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 物理化学.理論化学 (431 9版)
- 参考資料
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資料① 亀井信一著『これで光触媒のすべてがわかる!』秀和システム,2007,175p.参照はp.22-23,24-25
資料② 佐藤しんり著『光触媒とはなにか』講談社,2004,205p.参照はp.15-2.
資料③ 大谷文章著『光触媒のしくみがわかる本』技術評論社,2003,181p.参照はp.100-132
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資料① 亀井信一著『これで光触媒のすべてがわかる!』秀和システム,2007,175p.参照はp.22-23,24-25
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2010062615191356848
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000086947