レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年03月27日
- 登録日時
- 2020/09/17 14:40
- 更新日時
- 2021/01/08 14:16
- 管理番号
- 広県図実習2020-07
- 質問
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解決
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロが書いた,長崎を舞台にした小説があるか。
- 回答
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参考資料1『文学界』71巻12号(2017.12),文芸春秋社【雑誌】
p.145-163 「カズオ・イシグロの中の「長崎」」酒井信
p.148-149 「イシグロはデビュー作の舞台に長崎を選んだ理由について(略)デビュー作『遠い山なみの光』には、イシグロの生家のあった長崎市新中川の隣の「中川」という地名が、登場人物たちが住む場所として登場している。」
参考資料2『文学界』57巻12号(2003.12),文芸春秋社【雑誌】
p.16-18 「カズオ・イシグロの長崎」平井杏子
p.16 「イシグロが五歳まで長崎で暮らしたことはよく知られているが、生家の在処については聞いたことがない。『遠い山なみの光』の中川町周辺ではないかと思い、」
参考資料3『カズオ・イシグロの長崎』【930.2/イシ118】
p.80-109 「小説のなかの長崎と日本」
『遠い山なみの光』と『浮世の画家』の2作品が取り上げられている。
p.82 「長編第一作の『遠い山なみの光』(1982)は、イングランドの田舎で暮らす中年の日本人女性エツコが、20数年前の、終戦後のナガサキを回想する話である。」
p.98 「『浮世絵の画家』の舞台はどこかとグレゴリー・メイソンに問われたとき、イシグロは即座に「想像上の都市です」(Conversations with Kazuo Ishiguro, 2008)と答えた。」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 小説.物語 (933 9版)
- 参考資料
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- 1『文学界』71巻12号(2017.12),文芸春秋社【雑誌】 (p.145-163 「カズオ・イシグロの中の「長崎」」酒井信)
- 2『文学界』57巻12号(2003.12),文芸春秋社【雑誌】 (p.16-18 「カズオ・イシグロの長崎」平井杏子)
- 3『カズオ・イシグロの長崎』平井杏子/著,長崎文献社,2018 (p.80-109 「小説のなかの長崎と日本」)
- キーワード
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- カズオ・イシグロ
- 長崎
- ノーベル文学賞
- ノーベル賞
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000287277