レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/7/18
- 登録日時
- 2019/12/15 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:40
- 管理番号
- M19080915208010
- 質問
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オリンピック讃歌は、いつ誰が作曲した曲なのか。また、日本語の歌詞がついていたような気がするが、歌詞があれば見たい。
- 回答
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オリンピック関係の事典を中心にあたったところ、以下の資料に「オリンピック賛歌」に関する記載があった。
①『オリンピック大事典』によると、「オリンピック讃歌は、開会式でオリンピック旗がかかげられるときに流れる曲。第1回アテネ大会(ギリシャ)のために、ギリシャの作曲家スピロス・サマラスが作曲したもの」と紹介されている。また、「楽譜は一時、行方不明になりましたが、1958年に無事、発見されました。その後、日本人の作曲家・古関裕而が編曲したものを、国際オリンピック委員会(IOC)で演奏したところ大好評となり、閉会式などで演奏されるようになりました」と記載されている。
②『オリンピック事典』には、①と同様の内容が紹介されている他、「地元ギリシャのコステス・パラマが作詞、スピロ・サマラが作曲したのが原曲」と記載されている。
③『これがオリンピックだ』の「『オリンピック賛歌』ってなに?」の項目には、第1回大会で演奏されたオリンピック賛歌が、1958年に東京で復活した経緯について紹介されている。また、「古関裕而がオーケストラ用に編曲した『オリンピック賛歌』は、同年に開催されたIOC東京総会の開会式で演奏され、(中略)この曲には、野上彰によって勇ましい日本語の歌詞もつけられた」と記載されている。
④『平和と青春の祭典オリンピックの事典』には、「オリンピック賛歌」の楽譜が掲載されている。楽譜には、「K.PALOMA作詞、S.SAMARA作曲、野上彰訳詞」とあり、日本語の歌詞が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- スポーツ.体育 (780 9版)
- 参考資料
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①和田浩一『オリンピック大事典』 金の星社,2017,79p. 参照はp.25.
②日本オリンピック・アカデミー「ポケット版オリンピック事典」編集委員会『オリンピック事典』 楽,2008,279p. 参照はp.26.
③舛本直文『これがオリンピックだ』 講談社,2018,183p. 参照はp.10.
④『平和と青春の祭典オリンピックの事典』 三省堂,1984,238p. 参照はp.4-5.
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①和田浩一『オリンピック大事典』 金の星社,2017,79p. 参照はp.25.
- キーワード
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- オリンピック讃歌(オリンピック賛歌)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2019080915214508010
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生, 小学生(高学年)
- 登録番号
- 1000270325